アメリカの薫りをまとうヘビーデューティーな逸品
MID NITRO POWER GRENADE
圧倒的ワイルドさで魅せるアゲ系にジャストな最新作
新型ジムニーは、アーバンな薫りが強くなった。オフ系で攻めるよりも、オシャレな街乗り系がお似合いだ。
登場以来ささやかれるそうした評価は、間違いではないだろうが、ではタフな装いが似合わないのかと言えば、そうではない。
雰囲気や姿は変われどもジムニーはやっぱりジムニーで、ガツンとアゲてワイルドに走るという本来の魅力は新型にも当然備えられている。
だから新型になっても、ジムニーに乗るなら絶対にアゲたい、という人に、ぜひ注目してほしいのがナイトロパワーのグレネード。
ナイトロパワーというブランドはそもそもがSUVや4WD系をターゲットにしていて、アメリカンデューティーを意識した華やかなデザインを追求しているのが特徴。
2019年に入って一挙に3本の新作を投入してきたのだが、その中でもこのグレネードは、とびきりタフでワイルドな作品に仕上がっているから注目だ。
フェイスデザインは2×7で、極太のスポークをメッシュ状に組み合わせた、実にメカニカルなスタイル。歯車を想像させるあしらいも大胆で、ジムニー用サイズでもしっかりとリム深度を確保できる構造となっているため、そのイカツさは強烈だ。
またリム外周がビードロックスタイルとなっているのもポイントで、アメリカっぽさが色濃く薫るため、リフトアップやブロックタイヤとの相性もバツグン。華やかで派手さに秀でたモデルでもあるため、本格的なオフロードだけでなく、都会でのロードトリップでも視線をクギヅケられること確実だ。
カラーはタフ系なセミグロスブラックで、リムのアレンジが異なる2種を設定。
ジャパンクオリティで製造されるMIDコンセプトを踏襲しているため、品質と安全性も折り紙付きだ。
センターをサークル状にした造形がオフ系らしく迫力十分。ギアを彷彿とさせるデザインアレンジも秀逸。
2×7の構成を基本としたダイナミックな骨太メッシュを採用。スポーツ先端をつなぐブリッジ状の意匠も独特。
ジムニー用サイズでもリムをしっかりと確保できるのも魅力。リム外周にはビードロック風のアレンジも備わる。
アメリカンSUVの足元を彷彿とさせるデザインで、特にリフトアップしたジムニーとの相性はバツグン。アゲ+グレネードのシンプルな構成でも十分映える。
SPECIFICATION
SIZE INSET HOLE P.C.D PRICE
16×5.5J 20 5 139.7 3万6000円(税別)
カラー セミグロスブラック+リムヴァーティカルポリッシュ、セミグロスブラック+フランジディスクポリッシュ
ハイパーレブ vol.235 スズキ・ジムニー No.5 2019年5月31日発売号より
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