目の前に佇んでいたのは、ヒンドゥスタン アンバサダー。インドの自動車メーカー・ヒンドゥスタン モーターズ社によって1950年代から2014年まで、50数年間もデザインの変更なく生産されたクルマです。長年にわたって公用車やタクシーなどに使われてきたことから“インドの国民車”とも呼ばれています。
■オーナーが“ひと目惚れ”したアンバサダー
アンバサダーのオーナーは、吉田一郎さん(64歳)。
吉田さんがアンバサダーと出逢ったのは、偶然参拝に訪れた『由加山 蓮台寺』。境内に展示してあった個体を目にしたそうです。愛らしい丸目ライトと無骨なスタイルに惚れ込み、全国を探し回ってようやく同じボディカラーの個体を手に入れて楽しく走らせていたところ、原因不明の故障により不動となってしまいました。
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