日本ではすっかり市民権を得た感もあるルノー・カングー。ヨーロッパの街中の風景写真などを見ると、同系統の商用車が多数走っており、かの地ではごく一般的なコマーシャルカーであることがわかります。しかしながら、日本ではルノーのカングーだけが正規輸入されていることもあり、ほかのブランドの車種はどちらかというと影が薄い印象がありました。それゆえ、ルノーのいちモデルとしての存在感もかなり大きく、いまや日本におけるルノーのセールスの重要な主力車種になっています。
しかしここへきて、プジョーやシトロエンもこのクラスの車種を日本に導入することになりました。
ちょうど、最近流行りの車中泊に「かんぽの宿」が注力していて、その体験ができるという機会にお誘いをいただきました。いい機会ということで、国産のミニバンでなく、シトロエン・ベルランゴを拝借してでかけることにしました。走り始めると早々に、実に多くの説得力を目の当たりにす...【全文を読む】
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