去年の10月に開催された「東京モーターショー」において、フェラーリやランボルギーニをはじめとするスーパーカーが10年ぶりに展示されたことはご存知だろうか。
今回インタビューさせていただいたのは、東京モーターショーでスーパーカーの展示を復活させた「一般社団法人日本スーパーカー協会(JSA)」を運営する須山泰宏氏と山里真元氏である。
須山氏も山里氏もビジネスマンとして生計を立てる傍ら、「スーパーカーに触れる体験を提供し、クルマ好きの文化を後世に伝えたい」という想いでJSAを2017年に発足。お台場の公園を貸し切ってのスーパーカー展示イベントや、メーカー以外の団体による東京モーターショーへの出展など、前例のない企画を次々に実現してきた。
二人のモチベーションの源泉と、JSAがこれから実現していきたい世界観について取材した。なお、今回の取材は、コロナの感染を防ぐため、ZOOMを利用して取材を行った。
一般社団法人 日本スーパーカー協会(JSA)とは?
協会設立の目的は、『スーパーカークラブ、オーナー、ファン、メーカー、ディーラー、メディア、企業・自治体 等、各々の力を合わせて、スーパーカー文化の発展、そして皆様の、日本の活力を盛り上げることに寄与していくこと』である。
その前身となる「全日本スーパーカー連絡会」は2015年に設立されており、2017年に法人化し「一般社団法人 日本スーパーカー協会(Japan SuperCar Association = JSA)」となった。