「ホットハッチ」といえば、カレントライフ読者のみなさまは、どんなモデルを思い浮かべるでしょうか。
起源は、フォルクスワーゲン ゴルフGTIの初代モデルといわれていますが、今は輸入・国産を問わずスポーティな小型のハッチバック車の総称となりました。
今回はルノーのホットハッチを所有するオーナーが主人公です。インタビューのご縁は、クルマ仲間でもある筆者の友人から。友人とオーナーは、オフ会やツーリングで交流を深め、お互い愛車は変わってしまっても、以前と変わらないお付き合いをされているそうです。
そんな経緯でお話を伺うことになった今回の主人公・ケンタロウさんは、ルノー ルーテシアR.S. シャシーカップに乗り始めて、今年で3年目を迎えました。
歴代の愛車は、すべてハッチバック
最初に、ケンタロウさんの愛車遍歴を伺います。歴代の愛車たちはすべてハッチバック車だそうですが、その理由は?
「走りと機能性を重視しているクルマが好きなんです。これまでルーテシアR.S.を含めて、3台のハッチバックを乗り継いできました。初めての愛車は三菱 ミラージュJです。大切に乗っていましたが、ある日鹿と接触して廃車になってしまいました」
「その次がスバル インプレッサWRX STI A-Line(GRF型)でした。このインプが私のカーライフを変えたといっても過言ではありません。SNSを始めて全国にオーナーの輪がひろがり、小規模ながらオフ会を主催することもできました。こうして社会人になって、友人ができるとは思ってもみませんでした。インプにはかなりモディファイをしましたが、お金で買えない人の縁もくれました。今でも大きな存在になっています」