小学生にいう訓示ではないが、自戒の意も込めて言いたいのは「仲間というのは尊いものだ」ということをつくづく感じたドライブでした。
深夜のドライブがスタート
先日、東奔西走して帰宅すると、後ろから見覚えのある欧州製コンパクトカーが私の駐車場に入ってきました。近所でもそのクルマは希少ですので、誰が来たかすぐにわかりました。お世話になっている編集部のSさん。お住まいもとても近所、同じ世代でクルマ好きの彼とは、ただただお話をするだけで楽しいものです。
ちょうど私は、預かっているシトロエンCXを移動させる用があったので、それで帰ってきたところ。自分のスペースにCXを置き、クルマから降りると「やっぱり中込さんかぁ。この辺にCXいたんだと思ったけど、こっち入ってきたからもしやと思ったんだ!似合うなあ」とSさん。営業もされる彼は口もうまいが、CXに似合うと言われて悪い気はしませんでした。メールなどでのやり取りは頻繁にしているものの、お会いするのはずいぶん久々。「乗ったことないんだよなあ、CX」というので、もう一度CXでドライブに出ようという話になりました。
「オイル漏れなし」、「屈伸運動も滑らか」シトロエン乗りの人は「チェック項目」のようにこんなことを言いますが、それはチェック項目の為のものではありません。類まれな、シトロエンが他の何物にも代えがたい走りの世界を作るための必要条件にすぎないのです。もちろんオイル漏れもなく屈伸運動も滑らかな上に、エアコンも寒いほど効く。Sさんは当然乗ったことがあると思い込んでいました。乗ったことないのであれば、乗っていただかねばなりません。川崎市北部、近所をぐるっとドライブすることになりました。(近所の地名が出てきてわからない方ごめんなさい。一度でも走っていただければどういうことかわかっていただけることだとは思うのですが…)