バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。
「バスもり!教授」と「なおこ助手」が、バス旅の楽しさや豆知識、おすすめスポット情報などを伝えます。
7月29日の放送では、西武観光バスと千曲バスが共同運行する高速バス「軽井沢線」に乗って軽井沢へ。
軽井沢駅から路線バスで移動して向かう旧軽井沢で、いったいどんな出会いが待っているのでしょうか。
軽井沢の歴史を伝える「旧軽井沢銀座通り」
池袋駅東口から、「軽井沢線」に乗って軽井沢へと向かいます。池袋から軽井沢への移動時間は約3時間。9時過ぎに出発したので、軽井沢駅前へ到着したのは、ちょうど正午ごろ。
今回は、そこからさらに西武観光バスの路線バス「鬼押出し園行き」に乗って旧軽井沢まで移動しました。旧軽井沢バス停のすぐ近くにある商店街「旧軽井沢銀座通り」を散策します。
そもそも軽井沢は、江戸時代に中山道の宿場町として栄え、明治以降は避暑地として発展を続けてきた土地。たまたま軽井沢を訪れたカナダ人宣教師が、自然や気候の素晴らしさを広めたことから、外国からもたくさんの人がやってくる避暑地になったといわれています。
旧軽井沢銀座通りに漂う異国情緒が、軽井沢の歴史を今もなお私たちに伝えてくれています。
ひと休みするため、旧軽井沢銀座通にある「喫茶シブレット」へ。こちらのお店では、浅間山麓の湧水を碓氷峠の池で凍らせたという正真正銘の天然氷を使用した、ボリューム満点のかき氷を味わいます。
軽井沢初の洋風ホテルでジョン・レノンのロイヤルミルクティーを堪能
かき氷を堪能して涼んだあとは、ジョン・レノンが通ったという「万平ホテル」へ。
こちらのホテルは、日本の西洋風ホテルの草分けとされています。その前身は「亀屋」という江戸時代創業の宿屋さん。外国人の避暑客をもてなすため、洋風に改装したといいます。軽井沢で最も歴史のある西洋風ホテルです。
1970年代には、日本で夏をすごしていたジョン・レノンもここを訪れました。館内にある喫茶「カフェテラス」では、ジョン・レノンがレシピを伝授したとされるロイヤルミルクティーが今も提供されています。
詳しい旅の模様は、7月29日の放送をお楽しみに。
「バス旅スト presented by ウェルネット」番組概要
放送時間:毎週日曜日 12:00-12:25
放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列全国38局ネット
出演者: 日本大学芸術学部放送学科教授・森中慎也、奥沢菜穂子ほか
TOKYO FM バス旅スト
(バスとりっぷ編集部)