高速バスの休憩地は運行ダイヤを設定する際に決めている
休憩するSA・PAは、運行会社によって運行ダイヤを決める時点ですでに設定されています。
高速バスの休憩時間は、2時間に1回程度、約15分の休憩時間が取られていることが一般的です。この間隔で休憩を取っていれば、多少の遅延が発生しても法令で定められている「連続運転時間」の上限を上回りません。
「連続運転時間」とは、10分以上の運転中断を挟まずに連続して運転する時間のこと。法令で、運転4時間に対し30分以上の「運転しない時間」を取ることが求められています。
ただし、 この決まりは”運行計画”ではなく、実際の運転した時間が対象です。つまり、渋滞などで大きく遅延した場合は、運行管理者の指示などにより、予定と異なる場所で休憩を取ることがあります。
ちなみに夜行バスでは、深夜の時間帯に乗客の睡眠を妨げないよう、運転士のみが休憩を取ることも。逆に、終夜営業のコンビニや売店があるSA・PAを選んで休憩地を設定している路線もあります。深夜の時間帯はゆっくり眠りたいか、気分転換に車外に出たいか、ご自身の好みに合わせて便を選んでもいいですね。
というわけで、基本的に休憩地は運行会社によって事前に決められています。遅延した場合は、他のSA・PAで休憩することもあるようです。
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(バスとりっぷ編集部)