さまざまなタイプのバスを運行しているWILLER EXPRESS株式会社は、2018年10月5日(金)から東京で初となるレストランバスの通年運行を開始。運行に先立ち、試乗会に参加してきましたので気になる車内の様子や設備などを本記事でご紹介していきます!
ざっくり、こんなバス
- 新しい観光のかたち! 街全体がレストラン
- さまざまなこだわり設備
- 多国語に対応したグローバルなガイド
“今しかない東京の魅力” を味わえるレストランバス!
「ここにしかない日本を食べよう」をコンセプトに掲げ、各地域の魅力を伝えるためにさまざまな観光地で運行してきたレストランバス。今年8月からは、期間限定運行だった京都のレストランバスが通年運行になりました。かなり話題になったので、知っている人も少なくないハズ。
そんなレストランバスが、今度は東京で10月5日から通年運行開始!
訪れる季節や時間によって変わる東京の景色が“レストランの一部”となり、新しい楽しみ方を提供してくれます。
10月3日に行なわれた発表会ではWILLER EXPRESS株式会社 代表取締役の平山氏が登壇し、以下のようなコメントをしました。
東京でも新しい発見を目指し、常に変化していく"新しいもの"を提案したいと考えています。
今後は、東京の魅力にふれる観光コンテンツを増やしていく予定だという「東京レストランバス」。東京観光の新しいシンボルになること間違いなしですね!
さっそく車内をチェック! 気になるテーブル周りの設備は?
バスのボディは「あふれるような街並み」をワイングラスやパスタ、食器で表現したというとっても目立つデザイン!
さっそく乗車。1階は全面キッチンになっているため、2階が乗客エリアです。座席は対面式で、テーブルは全部で7卓。
天井はオープンルーフなので、開放的な雰囲気を楽しめます。座席のテーブルはアクリル板からできており、スタイリッシュな雰囲気を楽しむことができます。
テーブルにはコップやボトル類を固定する穴があるため、「こぼれちゃうかも?」なんて心配はいらないんです!
また、オープンルーフは、手動でスタッフさんが開けてくれます。皇居近くでは涼しく新鮮な空気を楽しむことができました。
また、車内ガイドにもちょっとした工夫が。このレストランバスではGPS位置情報によるガイドシステムを導入しているので、特定のポイントごとに自動で音声ガイドが流れる仕組みになっています。
音声ガイドは日本語ですが、各テーブルには専用端末があり、中国語・韓国語・英語の3カ国語に対応! 外国人の方でも安心して乗車することができます。
今回は試乗だったため所要時間は約20分間でしたが、実際はランチコースなら約2時間30分、ディナーコースなら約3時間楽しめるとのこと。さっそく概要をチェックしてみましょう。
ランチコースの概要はコチラ!
ランチコースは12:00~14:30まで。東京ミッドタウン日比谷を出発し、日比谷公園、皇居内堀周遊、国会議事堂、東京タワー、レインボーブリッジ、フジテレビを経由し、アクアシティお台場で約30分の自由散策時間が設けられます。そこから歌舞伎座、数奇屋橋、東京駅をまわり、東京ミッドタウン日比谷に戻るコース。
気になる料理の内容は、前菜盛り合わせ、温かい前菜、サラダ、スープ、肉料理、パン各種、デザート、コーヒーor紅茶です。季節によってメニューも変化していくのだとか。
ディナーコースの概要はコチラ!
ディナーコースは18:00〜21:00まで。東京ミッドタウン日比谷を出発し、国会議事堂、表参道、六本木ヒルズ、東京タワー、レインボーブリッジ、アクアシティお台場、歌舞伎座、銀座、東京駅をめぐって東京ミッドタウン日比谷に戻ります。
ディナーコースもランチコース同様、アクアシティお台場で約30分の自由散策があります。夜には、テーブルに設置されたLEDライトが点灯するため、ゴージャスでフォトジェニックな空間を楽しめるのだとか。
気になる料理の内容は、前菜盛り合わせ、温かい前菜、サラダ、スープ、魚料理、肉料理、パン各種、デザート、コーヒーor紅茶です。
こちらもランチコース同様、季節によってメニューは異なります。ドリンク料金は別途必要になりますが、事前にボトルワインの予約ができるというサービスも!
記念日や女子会で利用したいという方にピッタリです。
まとめ
レストランバスの2階から眺める東京の景色は新鮮で、東京観光に慣れてしまった私でも、違った景色を楽しむことができました。もちろん初めて東京観光される方、また外国人の方にもおすすめできます。
ちょっと豪華で特別な空間を味わいたい、東京の景色を大切な人と楽しみたい! という方はぜひ、乗車してみてくださいね。
ウィラー レストランバスで巡る東京旅
※取材協力/WILLER EXPRESS
(トキエス)