2022年は3年ぶりの開催!「大曲の花火」とは?
「大曲の花火」は、1910年に大仙市の諏訪神社の祭典で開催されていた「奥羽六県煙火共進会」に始まり、100年以上の歴史があります。
現在は夏の全国花火競技大会を中心に、四季ごとに異なるテーマで花火大会を開催しています。伝統技術を極めた花火や若手花火作家の技術の結晶、新作コレクション、テーマに富んだ劇場型のショーなどを楽しめます。大会では、多くの賞をかけて花火師が競います。
夏の全国花火競技大会は、明るいうちから打ち上がる「昼花火の部」と暗くなった頃に打ち上がる「夜花火の部」の2部構成です。
2000年には内閣総理大臣賞が「夜花火の部」の最優秀賞として加わり、そのほか経済産業大臣賞・中小企業庁官賞・文部科学大臣賞・観光庁長官賞も授与されています。
2022年夏「大曲の花火」は8月27日(土)に開催! 花火大会で内閣総理大臣賞が授与されるのは、土浦全国競技花火大会と大曲の花火のみということもあり、花火師たちにとっても気合の入る舞台! 総打ち上げ数は約18,000発です。
2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったため3年ぶりの開催です。
2022年全国花火競技大会 大曲の花火
「全国花火競技大会 大曲の花火」のチケットや観覧について
当日、会場やその周辺は大変込み合うため、できれば観覧席で鑑賞するのがよいでしょう。
大曲の花火では、整備されている観覧席は有料で事前にチケットの購入が必要です。インターネット販売は8月3日時点で終了しています。窓口販売は、大曲商工会議所 花火振興事業部窓口にて8月19日(金)(※土日・祝祭日を除く)まで受付中です。
なお、新型コロナウイルス感染防止対策と混雑・混乱を回避するための安全対策として、今大会は当日券の販売はありません。
観覧席から鑑賞できる! 「全国花火競技大会 大曲の花火」へ行くバスツアー
直接窓口に行くのはムリ、インターネット販売も逃してしまった、という人は、観覧席付きバスツアーを利用して行くのがおすすめです。
例えば、東京からなら1日目の朝に出発し夕方に大曲着、たっぷりと花火を観賞し、車中泊で朝に東京帰着というツアーもあります。ツアー料金は約2万円~と、新幹線の往復代と比べてとてもお得です!
そのほか、ホテルでの宿泊付き1泊2日のツアーでは山形の出羽神社や羽黒山五重塔、宮城の松島などに立ち寄れるツアーなどもありますよ。
全国から大曲へ行く高速バス
秋田の大曲に直行できる高速バスは、関東や東北などから運行しています。
会場となっている河川敷は、大曲駅から徒歩30分ほどの場所にあります。
多くの一流花火師の技が集結する夏の大曲の花火。一度は観に行ってみたいですね。
気になる人はぜひバスツアーや高速バス情報をチェックしてみてください!
(バスとりっぷ編集部)