旧暦10月に日本中の八百万の神が集うとされる出雲大社(島根県)は、一生のうち一度は訪れたい日本有数の御社。
福岡-出雲は、片道65分程度の飛行機も定期運行されていますが、今回はコスパが高く滞在時間がたっぷり取れる高速バス「出雲ドリーム博多号」で出雲市を訪れました。
満席の「出雲ドリーム博多号」! 人気のためネット予約がおすすめ
中国ジェイアールバスとJR九州バスが共同で運行する「出雲ドリーム博多号」は、1日1往復で、博多バスターミナルが始発の高速バス。
九州方面への高速バスは、博多バスターミナルと天神高速バスターミナルのどちらからでも乗車できますが、出雲へ向かうこの便は、博多バスターミナルのみの発着です。
![「出雲ドリーム博多号」は博多バスターミナル発着](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-10-17/5859e69dff75e537c6acff6573b89c8b_lg.jpg)
乗車場所は博多バスターミナルの3階。
ひとつ下の2階には飲食店やコンビニなどもあるため、乗車前に食事を済ませたり、必要なものを買い揃えたりすることができて便利です。
3階の中央には切符売り場がありますが、「出雲ドリーム博多号」は週末や連休中には満席になることも多いため、乗車券は事前にインターネットで購入しておく方が安心ですね。
ちなみに、3階のトイレ(特に女子トイレ)は数が少なく、時間帯によってはとても混雑するため注意が必要です。
![3階中央の切符売り場](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-10-17/5ff58deb2f8e5950c9eef40590adc333_lg.jpg)
待つこと数分。「出雲ドリーム博多号」がやってきました。
さっそく乗車口から乗り込みます。
![出発時刻22時45分(2017年10月現在)の少し前に、乗車口にバスが到着](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-10-17/5f995bc3f0afe10be10d632c1d8a8979_lg.jpg)
乗車した日は土曜日の夜ということもあってか満席でした。やっぱり出雲は人気がありますね。
仕事帰りに飛び乗ったと思われる人たちもチラホラ見られます。20、30代の方が多い印象。
![「出雲ドリーム博多号」車両](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-10-17/29c6c5db7731563fbe6b1e41e7d74b9f_lg.jpg)
トイレ付きの3列独立シート! レッグレストも付いて快適
「出雲ドリーム博多号」は独立型の3列シートで、両サイドのシートを隠すようにカーテンがついています。
私の座った中央の席には、残念ながらカーテンは付いていませんでした。プライバシーが気になる方は、サイドの席がおすすめです。
![両サイドの席がカーテンで仕切られる](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-10-17/620004f79558fb89da635570e2ba07e5_lg.jpg)
その他、車内設備としてはトイレが付いていて、またシートにはブランケット、コンセントが完備されています。
ふくらはぎを休めることができるレッグレスト付きのリクライニングシートなので、長時間乗車でも身体が痛くなることはありませんでした。
出雲駅到着! 同じバス停から「出雲大社」行きのバスに乗り換え
SAでの休憩は2回。15~20分ほど時間を取ってくれるので、そこでメイクオフしたり、歯磨きをしたり、寝る準備を整える人が大勢いました。
そして翌日の7時48分にJR出雲駅に到着。
休憩時間も含めると約9時間という長いバス旅でしたが、早朝から出雲を満喫できるのかと思うと疲れも感じません!
![約9時間乗車して、早朝の出雲駅に到着](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-10-17/896bb6bfe3d4e7c27fc2b04973b7644c_lg.jpg)
駅で洗面などを済ませたら、さあ、さっそく出雲大社へ!
出雲大社前行きのバスは、高速バスを降りた同じバス停から乗車できるので便利です。
次回は、出雲大社とその周辺施設の楽しみ方をご紹介します。
※取材協力/中国ジェイアールバス
(田端慶子)