AMT搭載 日野新型セレガに試乗!
観光・高速バスで高いシェアを誇るJバス製の日野セレガといすゞガーラが7月から新モデルに切り替わった。
両モデルは日野自動車が開発するとともに日野製エンジンを積むセレガを、日野とバス事業を協業するいすゞ自動車がガーラとしても販売しているため、改良点は共通である。
今回の改良は12m車が対象で、ドライバー異常時対応システムEDSSの装備と、自動変速機AMTの追加設定が主体。このうちAMTはすでにセレガ/ガーラの9m車に装備するものと基本的に同じ仕組みだが、9m車がAMTに集約されたのに対し、12m車ではMTを継続することで、選択肢を増やし、MTを好むユーザーにも対応したという違いがある。
セレガ/ガーラの12m車は各々にスーパーハイデッカ―(13リットルエンジン)、ハイデッカー(13リットルおよび9リットルエンジン)が設定されているが、今回のAMTはそのいずれにも設定されるとともに、MTのギヤ段数(13リットルは6速、9リットルは7速)がそのまま反映されている点も特徴。これはイージードライブ化と燃費向上を両立させるねらいに基づくものという。
試乗では高出力ハイデッカーの13リットルエンジン車で中央自動車道と一般道を体験した。詳しいフィーリングは「バスラマインターナショナル No.169」をご覧いただきたいが、すでにJバス勢のライバルたる三菱ふそうが完全なAMT化を果たしているだけに、今後のAMTの市場動向は非常に興味深いものがある。
そのほか、バスラマ No.169では、台湾最新バス事情や、徳島県西部で路線バスを運行する四国交通への訪問レポートなどを掲載している。
ぽると出版「バスラマ No.169」
【発行日】2018年8月27日
【定価】1,471円(本体1,362円+税)
【サイズ】A4判 96ページ
【書籍コード】978-4-89980-169-6
【概要】
・バス事業者訪問204(四国交通)
・特集 台湾最新バス事情
・遂に本命登場! AMT搭載 日野新型セレガに乗る
・ヒュンダイユニバースにトルコンAT そのねらいと実力は
・ZFのテクノロジーデイ2018
・関電トンネルのトロリーバスが電気バスへ
・30周年を迎えたJRバスグループにニューフェイス続々登場
・歌って踊れるディスコバス アップスター&広田タクシーが運行中
・粒よりの最新レポート、連載ほか
ぽると出版HP
(バスラマインターナショナル)