バスツアーの新型コロナウイルス感染症対策
2020年11月現在、ツアー会社では以下のような対策と呼びかけが行われています。
参加される際は、各社の感染症対策をご確認ください。
●乗務員や添乗員、受付係員のマスク着用・体調管理
●車内消毒・換気
●アルコール消毒液の設置
●ソーシャルディスタンスを考慮し参加人数を限定
●マスク着用の呼びかけ
●車内での会話・飲食を控える
その他、ツアー会社によっては参加者への検温や健康チェックシートの記入と提出を必要としています。
子連れでバスツアーを楽しむには? 疑問点をツアー会社6社に聞いてみた
ツアー会社6社に、子連れでバスツアーに参加する際の心配事について聞いてみました!
バスツアーに小学生以下の子どもは参加できる?
ほとんどのツアー会社では一部のバスツアーを除き、参加する子どもの年齢制限は設けていないので、0歳から参加できます。とはいっても、小さな子ども連れでも実際に参加する方はいるのかどうか、不安に思ってしまう方もいるかもしれません。
そこで、子連れで参加する方は実際にいるのか、各社に聞いてみました。
クラブツーリズム
『一部の大人限定ツアー(弊社のロイヤルクルーザー利用商品など)を除き、小学生以下の子ども・幼児も参加可能。ツアー内容によるが、5~10歳前後の子どもが多い。』
京王観光
『子どもも参加可能。』
札幌通運
『子どもも参加可能。ベビーカーを使用される小さな子どもも参加している。』
サンケイツアーズ
『子どもも参加可能。』
セルリアンブルー
『小学生以下の子どもや幼児も参加している。3~4歳以上の子どもが多い。』
阪急交通社
『0歳の幼児から保護者と一緒に参加している。』
※五十音順
どのツアー会社でも、子ども参加がOKなだけでなく、実際に子連れの参加者がいるようです。
ちなみに、子どもがバスツアーに参加する際の料金は、多くの会社で座席が必要な場合は、子ども料金もしくは大人と同額の料金がかかります。また、座席が不要な場合でも施設の入園料などが発生することがあるので事前に確認しましょう。
以下の記事もご覧ください。
子連れでバスツアーに参加する際の注意点は?
出発前や休憩時にはトイレに行っておくこと
バスツアーではだいたい1時間半~2時間に1回、トイレ休憩があります。しかし渋滞などでなかなかトイレ休憩が取れないこともあります。出発前や休憩時には必ずトイレに行っておくようにしましょう。
同時に水分の取りすぎなどにも注意したほうが良いでしょう。また、食事のとりすぎも乗り物酔いの原因になることがあるのでご注意ください。
ちなみに、クラブツーリズムではファミリー向けのツアーの多くにトイレ付き車両を導入しているとのことです。
【東京発】クラブツーリズムのトイレ付きバスツアー
車内での過ごし方
小さな子どもの場合、ツアー参加中に思わず大きな声をあげてしまう子もいるかと思いますが、限度を超えると他の乗客の迷惑になってしまうことも。バス乗車前などにあらかじめ、バスの中で大声を出さないように話しておくのがよいでしょう。とはいっても、ぐずってしまうこともあるかと思います。
心配な方は、バスの移動時間が短いツアーから参加してみることをおすすめします。
また、運転中にバス車内を移動したり立ち上がったりするととても危険なので、そのようなことがないように、常に子どもから目を離さないようにしましょう。
ツアー会社からは、バスツアーでは基本的に添乗員さんが同行しているので、困ったことがあれば相談してください、との嬉しい一言もありました。
子連れに人気のバスツアー
人気の果物狩りや、家族で楽しめるバスツアーの中で、子連れにおすすめできるツアーを聞いてみました!
果物狩りバスツアー
季節に応じてさまざまな果物狩りのツアーが催行されています。各社に子どもに人気の果物狩りを聞いたところ、ほとんどの会社がいちご狩りとの回答でした。
子どもが好きな果物かつ、小さな子どもでも自分で摘むことができるのが人気の理由です。次に人気があるのがぶどう狩り。いちごもそうですが、採った後に切ったり皮をむいたりする必要がなく食べられるフルーツは、子連れには参加しやすいようです。
果物狩りバスツアーがある会社
家族で楽しめるバスツアー
家族で楽しめるバスツアーは、各社さまざまなコースがあります。
クラブツーリズム
『夏場は熱気球体験、クリアボート、カブトムシつかみ、観光列車(トーマス号など)。冬場はスキー、雪遊びなどが人気。』
京王観光
『工場見学や動物とのふれあい、収穫体験など。冬はイルミネーションのツアーが人気。』
札幌通運
『潮干狩りツアー、鳴沢氷穴に行く体験型のツアーは家族の参加が非常に多い。』
セルリアンブルー
『バスツアーは「美ら島終日観光バスツアー」のみ。このツアーは、沖縄で人気のテーマパークやビーチ、アメリカンビレッジなどを巡れ、家族連れで楽しめる。』
阪急交通社
『子連れで目的地が遠方だと不安な方は、大阪府内や東京都内を周るマイクロツーリズムを楽しむコースの利用がおすすめ。』
子連れでも楽しめるバスツアーを選ぼう!
バスツアー参加時に子どもがぐずってしまったらどうしよう…集合時間やトイレ休憩の時間は間に合うかな…といった不安はどうしてもあるかと思います。家族でバスツアーに参加したいと思っても、子どもがまだ小さい場合には躊躇する方もいるのでは。
しかし、ツアー会社に話を聞くと、家族で楽しめるツアーは意外とあり、想像よりも多くの方が小さな子ども連れで参加していることがわかりました。子どもの年齢によっても、選べるツアー内容は変わるかと思いますが、できる範囲でバス旅を楽しんでくださいね。
ぜひいろんなツアーをチェックしてみてください。
(バスとりっぷ編集部)