目次
季節ごとのオススメは? 袋田の滝の紅葉や氷瀑
袋田の滝周辺にある飲食店や観光地
袋田の滝の最寄駅は? 東京からのアクセス方法
袋田の滝周辺にある駐車場
袋田の滝へ行く関東発バスツアー
袋田の滝・袋田の滝トンネルの観瀑台について

茨城県の北部、久慈郡大子町にある袋田の滝。ビルにすると30階建てにも相当する高さ120mという規模もさることながら、岸壁にあたり4段に落ちてくる迫力は圧巻です。茨城県を代表する観光スポットでもあり、県内外から多くの観光客が訪れます。
袋田の滝には滝を間近で鑑賞できる観瀑台があります。観瀑台は袋田の滝トンネルに2つあり、第1観瀑台では水が滝つぼに落ちていく姿を、第2観瀑台では滝の全体を鑑賞できます。
袋田の滝トンネル内は以下のようになっています。
奥へ進むと第1観瀑台が右手にあり、第2観瀑台へ行くには一番奥の左手にあるエレベーターで50m上がります。エレベーターを降りて屋外へ出れば、デッキで滝を見られます。
袋田の滝はトンネルからだけでなく、近くにある吊り橋からも迫力ある姿を見られます。この吊り橋を渡ってトンネル内に入ることも可能です。


季節ごとのオススメは? 袋田の滝の紅葉や氷瀑
袋田の滝は季節ごとに1度は訪れないと本当の良さを知ることができないということから、「四度(よど)の滝」とも言われています。四季それぞれで、一体どのような良さがあるのでしょうか。
春
毎年春には新緑が楽しめます。気候もよく、滝の音を聞きながらハイキングするのにはピッタリな季節です。

夏
涼しげな雰囲気が満喫できる夏。マイナスイオンで暑さも吹き飛びそうですね。

秋
赤や黄色に染まった色鮮やかな木々に彩られた滝の姿が圧巻。袋田の滝は紅葉の名所としても知られており、毎年10月~11月の紅葉シーズンには多くの人が観光に訪れます。

冬
寒さが厳しいときには、滝全体が白く凍る「氷瀑」の様子が見られます。他の季節とは違う静寂がまた美しいです。

袋田の滝周辺にある飲食店や観光地
お土産屋&食事処
昔からある観光名所ということで、すぐそばにいくつものお土産屋や食事処があります。清流を見下ろしながらの食事は、暑さの厳しい夏の納涼や紅葉の時期に最高です。
例えば、食事処は以下のようなお店があります。
依田屋
- 住所
- 久慈郡大子町大字袋田185-1
- TEL.
- 0295-72-3020
- 予算
- 朝昼¥1,000~¥1,999夜-
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 不定休
瀧見茶屋
- 住所
- 久慈郡大子町袋田194
- TEL.
- 0295-72-3785
- 予算
- 朝昼~¥999夜-
- 営業時間
- 定休日
四度の茶屋 三六亭
- 住所
- 久慈郡大子町袋田195
- TEL.
- 0295-72-3038
- 予算
- 朝昼¥1,000~¥1,999夜-
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 日曜・祝日
その他、袋田の滝周辺には温泉やハイキングコースもあります。
袋田温泉
滝からほど近い場所に複数の温泉旅館が点在しています。冬の氷瀑を朝イチで見たいときなどは、袋田温泉への宿泊がゆったりできてオススメです。日帰り温泉を楽しめるお宿もあるので、ハイキングの汗も流せますよ。
月居山(つきおれさん)
袋田の滝のすぐ南に位置する標高404mの月居山。登山道が整備されていて、月居城跡や月居観音堂などの見どころもあります。紅葉の時期には色彩豊かな木々を見ながらのトレッキングが楽しめます。
袋田の滝の最寄駅は? 東京からのアクセス方法
東京から袋田の滝へは電車もしくは高速バスでのアクセスが一般的。どちらが便利でお得なのでしょうか。
東京から電車で袋田の滝へ
電車(特急・普通列車)で行く場合、水戸駅を経由してアクセスします。
袋田の滝の最寄駅はJR水郡線の袋田駅。そこから茨城交通の路線バスで約7分の滝近くにある滝本バス停まで行きます。JR水郡線・路線バスともに本数が多くないため、事前に時間を調べてから行くことをオススメします。
特急でアクセス
乗り換え:2回
所要時間:約2時間45分
片道運賃:4,870円(電車4,660円+路線バス210円)
※特急ひたち指定席利用
普通列車でアクセス
乗り換え:2回
所要時間:約3時間55分
片道運賃:3,290円(電車3,080円+路線バス210円)
※2021年10月調べ
東京から高速バスで袋田の滝へ
高速バスは東京駅から袋田駅近くの袋田の滝入口バス停に行く茨城交通の「大子線」がありますが、新型コロナウイルス拡大の影響で減便となっており、袋田の滝入口には停車しません(※2021年10月現在)。
そのため現在は、水戸駅まで高速バスを利用し、そこからJR水郡線で袋田駅へ行くのが最短経路になります。
乗り換え:2回
所要時間:約3時間45分
片道運賃:3,320円(片道:高速バス2,120円+電車990円+路線バス210円)
※高速バスは往復4,000円になる茨城交通のツインチケットもあり
※2021年10月調べ
滝本バス停から袋田の滝へのルート
袋田の滝の最寄バス停である滝本から袋田の滝までは、徒歩で10分ほどです。
東京から袋田の滝へのアクセス方法を比較
アクセス方法を比較すると、以下のようになります。普通列車と高速バスは、運賃・所要時間ともにあまり変わりません。特急は運賃が高いですが、1時間程度早く着きます。
特急 | 普通列車 | 高速バス | |
---|---|---|---|
所要時間 | 約2時間45分 | 約3時間55分 | 約3時間45分 |
乗り換え | 2回 | 2回 | 2回 |
片道運賃 | 4,870円 | 3,290円 | 3,320円 |
※2021年10月調べ
袋田の滝周辺にある駐車場
袋田の滝周辺には、いくつか駐車場もあります。無料で利用できるのは、袋田の滝から少し距離がある第1駐車場と第2駐車場。有料(500円程度)で停められる駐車場も滝の近くに何カ所かあります。
紅葉シーズンは周辺の道路が混雑し、駐車場も満車になっている場合があります。車で行くと駐車場探しに苦労することもあるので、そんなときはバスツアーの利用もオススメ。
袋田の滝へ行く関東発バスツアー
今回はこちらのバスツアーをご紹介します。
ツアー名:新宿発 関東一の名瀑紅葉の袋田の滝・日本一のイルミネーションきらめきのあしかがフラワーパーク 日帰り イルミネーションアワード5年連続全国第一位のあしかがフラワーパークへ
行程:新宿9:00発→袋田の滝(2時間観光・自由昼食)→あしかがフラワーパーク(1時間半観光)→新宿19:30~20:30着
料金:6,970円
※2021年11月催行予定
まず驚くべきは旅行代金の安さ。旅行代金は普通列車や高速バスの往復料金とほぼ同じ、JRの特急と比べると往復で3,000円ほど安くなります。公共交通機関を利用した場合には電車やバスを乗り継ぐ必要があるため、バス1本でいけるメリットもかなり大きいです。
また、出発がちょうど紅葉の時期前後なので、袋田の滝と紅葉のコラボレーションが見られるかもしれません。
いかがでしょうか。今回は日本三名瀑に数えられる袋田の滝についてご紹介しました。
首都圏からは日帰りバスツアーで行ける圏内なので、ぜひぜひ四季折々の美しい風景を堪能しに訪れてみてくださいね。
(Goomba)