ざっくり、こんな乗車記
- 車内のシートは4列スタンダード
- 大阪の停留所の待合室がとっても快適!
- 乗車記で乗り心地やルートをレポート
あじさい観光バスとは?
大阪府を拠点とするあじさい観光が運行する「あじさい観光バス」は、東京と大阪間を結ぶ夜行バス。同バスは4列シートで、スタンダードなものと、ゆったりしたシートの2種類があります。USB充電機能やWi-Fiも完備されているため、快適に移動したい方にピッタリの夜行バスです。
スタンダードシートとゆったりシートは、どちらも関東~関西間で1日1便ずつ往復運行されています。また臨時便は、スタンダードシートでの運行です。
その他、白浜温泉と大阪を結ぶリムジンバス「おんせんバス」も運行しています。
気になる座席まわりをご紹介
さて、ここからは気になる座席まわりをご紹介しましょう。スタンダードシートの場合は座席が11列です。
車両によっては一番後方が5席のものと4席のものがあります。5席の場合、真ん中の席は販売していないので、実質4列と変わりません。
ちなみに、こちらの4列シートにはレッグレストとフットレストは付いていません。
また車内にトイレはありませんが、運行中はパーキングエリアでの休憩が3回あります。
「あじさい観光バス」ならではの便利な停留所
あじさい観光の乗降地は、大阪側が「りんくうタウン駅」「なんば木津市場」「新今宮 FP HOTELS前」の3カ所、関東側が「船橋飯山満車庫」「船橋」「池袋サンシャインシティ文化会館」の3カ所です。
大阪側の停留所は、どこも便利な場所ばかり。例えば「りんくうタウン」を利用する場合、近くにプレミアムアウトレットがあり、プチ観光やショッピングを楽しめます。また露天風呂やアトラクション風呂、サウナなど8種類のお風呂を楽しむことができる「りんくうの湯」も近くにあるので、乗車前に汗を流すことも可能。
新今宮で乗車される方は、FP HOTELの待合所を利用することができます。ホテル内なので、とてもキレイで落ち着いた雰囲気が印象的です。雨もしのげて、ゆったりと過ごせるのは嬉しいポイント。
なんば(木津卸売市場)をご利用の方は、早朝はカフェを利用できて、バス乗車前の夜は居酒屋を利用できるなんとも便利な木津卸売市場前に停留所があります。こちらも乗車前ギリギリまで観光できます。
また、木津卸売市場の隣にはお風呂を楽しめる施設「太平のゆ なんば店」もあるので、乗車前にお風呂を楽しむこともできます! どの停留所でもギリギリまで楽しめる施設が近くにあるのが、「あじさい観光バス」ならではの嬉しいポイントです。
大阪→東京の「あじさい観光バス」乗車レポート
さて、いよいよ乗車。私が今回利用したのは、「りんくうタウン」22:20発の夜行バスです。「りんくうタウン」のバス停は、「りんくうタウン駅」はもちろん、前述したとおりアウトレットやお風呂施設も近いので、時間つぶしに困ることはありません。駅からアクセスする方は2番出口を目指しましょう。
22:15ごろ、あじさい観光バスが到着しました。荷物を預けて出発です。
その後、新今宮となんばを通り、0:30ごろ、最初の休憩所である草津パーキングエリアに到着しました。
パーキングエリア内のお土産屋さんは、この時間でもオープンしているので、お土産を買いそこねた人でも安心。コンビニもあるので、小腹を満たすちょっとした食品も買えました。トイレはかなり広く、待つことはほとんどありません。休憩時間は約20分間でした。
草津パーキングエリアを出発後、バス車内は消灯しました。ほぼ真っ暗なので、スマホの明かりはすごく目立ちます。注意しましょう。
その後、浜松パーキングエリアに3:00ごろ、海老名パーキングエリアに5:30ごろ到着し、それぞれ20分ほどの休憩がありました。朝6:00ごろ、池袋サンシャインシティに到着です。到着の10分ほど前にアナウンスがあったので、降車の準備も急がずに、ゆっくりとできました。
まとめ
今回、あじさい観光バスを利用してみて思ったのは、他のバス会社では感じられない停留所(待合室)のクオリティ。また、4列シートで窮屈に感じるかと思いきや、落ち着いた雰囲気だったので消灯前でもリラックスできました。ブランケットがふかふかだったのもリラックスできた理由の1つかもしれません。こんなに停留所が便利で、車内でもゆったりできるのなら4列でも全然気にならない!
ぜひあじさい観光バスで快適な旅を楽しんでみてくださいね。
りんくう・新今宮・なんば木津市場~池袋・船橋のバス便
(トキエス)