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災害時の備え 知っておきたい 簡単・栄養満点な「防災レシピ」


令和6年能登半島地震が地震の発生後、被災地では停電、断水が長期間続き、未だ避難を続けられている方々がいます。大きな災害が発生したら、電気やガスが使えず、水の確保が難しい状況の中で、食事をとる必要があります。災害時に役立つ防災レシピをまとめました。


非常時に欠かせない「水」の確保 備蓄品の見直しを

令和6年能登半島地震が発生して、もうすぐ2か月がたとうとしています。
地震の被災地では、時間とともに復興へ向かっていますが、停電や断水が長期間続き、未だ厳しい避難を続けられている方々がいます。

今回のように大きな災害が発生したら、電気やガスが使えず、水を確保することもままならない状況の中、食事をとる必要があります。
ニュースなどで現地の様子を知るたびに思うのは、「日常生活に欠かせないものは、普段から多めに用意しておく。」ということです。災害が発生してからではなく、「日頃から備える」ことが大切です。
特に、「水」の確保は生活に欠かせません。ガスや電気が止まることを想定し、カセットコンロも常備する必要があるでしょう。
他にも多々、欠かせないものはありますが、今一度、常温で保存ができる缶詰など家の備蓄品を見直してみてください。普段の生活の中で良く使うものは、「少し多めに用意する」ように習慣づけておくと安心です。


ポリ袋とカセットコンロで作る 具沢山な炊き込みご飯

電気やガスが止まってしまっても、カセットコンロがあれば火が必要な調理も可能です。

【材料】(1人分)
米 100g
水 120cc
具材は野菜、きのこ、かまぼこ ベーコンなどお好みで。

〇調味料
醤油、みりん、酒 各大1
ほんだし 小さじ1

【作り方】
米と水を袋にいれ、調味料をすべていれます。

軽く混ぜて具をいれて、ビニール袋の口をしばり、20分ほど置きます。

鍋の底に耐熱皿を置き、分量外の水を沸騰させた後に、ビニール袋ごと、弱火で20分温めます。

20分後、火を止めてふたをし、15分ほど蒸らしたら、完成です。

お鍋もお皿も汚さず、調理可能です。身近にあるものを色々まぜて、その場によって、アレンジができます。
また沸騰させたお湯は、別の調理の際などに再利用ができるという利点もあります。


ワンステップで完成 ミックスビーンズの簡単ツナサラダ

【材料】(2人分)
ツナ 1缶または1袋
ミックスビーンズ 1缶または1袋

〇調味料
マヨネーズ 大さじ1
牛乳 小さじ1/2
塩 ・コショウ・粉チーズ 適量

【作り方】
材料全てをビニール袋に入れてまぜるだけで、できあがりです。

洗い物も出さずに、手早く簡単に作れるので、小さなお子さんとの調理にもおすすめです。
常温で保存できる食品は、非常時に色々と使えるものを準備しておくと、いざという時にとても役立ちます。


ホッとする和惣菜 いかとひじきの煮物風

【材料】(2人分)
ひじき(水でもどしたもの) 適量
大豆 1袋または1缶
いかの煮物缶詰め 1缶
酢 小さじ1

【作り方】
すべての食材をビニール袋に入れて、軽く混ぜるだけで、出来上がり。

缶詰めは、焼き鳥や魚など、お好みのもので色々とアレンジができそうです。
タンパク質がしっかり補給できるように、缶詰めは野菜、豆類に限らず、魚や肉類なども楽しみながら色々と試して、食べ慣れておくのも良いでしょう。

火を使わない方法やカセットコンロで調理する方法で、まだまだいろいろな美味しい防災レシピを作ることができます。いざ災害に遭った際に適用できるように、自分や家族にぴったりな防災食を試してみてはいかがでしょうか。

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