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この漢字の3画目はどの部分?小学校で習ったはずなのに忘れてしまいがちな書き順8選


突然ですが、あなたがいつも書いている漢字の書き順って、絶対に正しいと言い切れますか?実は、漢字の書き順は字によってどれが正しいとはっきりしていないものも多いんです。ただ、現在小学校で教えている書き順は、昭和33(1958)年に当時の文部省から示された「筆順指導の手びき(以下、手びき)」に基づいているので、昭和33年以降に小学校に入学した人なら、みんな同じ書き順で漢字を書いているはず。今回は、手びきに基づいた漢字の書き順をおさらいしていきたいと思います。

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1.「不」の3画目

まずは肩慣らしから。いろいろな場面で使用する「不」という漢字ですが、人によって書き順がまちまち。手びきが教えるところでは、下におろす直線が3画目とされています。右下に置く点は4画目なので注意しましょう。

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2.「右」の1画目

「右」という漢字の1画目は、上から左下に流す部分です。よく横棒から書く人がいますが、おそらく「左」という漢字の書き順と混同しているのかもしれません。「左」の1画目は横棒で合っています。“左右”という熟語をそれぞれ正しい書き順で10回ほど書き出したら手癖が付いて身に付くかも。

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3.「区」の2画目

手びきとは違う書き順で覚えてしまっている漢字として頻出の「区」。東京23区や政令指定都市に住んでいる人ならたびたび書く漢字だと思います。「区」の2画目は“メ”となっている部分の上から左下に流す部分です。人前で書くことも多い字なので注意したいですね。

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4.「世」の4画目

こちらも頻出。字中にある“L”の部分を1筆で書く人がいますが、縦→横と2画で書くというのが手びきが教えるところ。「世」の4画目は真ん中にある短い横棒が正解です。

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5.「快」の1画目

「快」という字の問題というよりは“りっしんべん”の書き順についての問題です。りっしんべんの1画目は一番左の点で、真ん中の長い棒ではありません。

りっしんべんは「心」という漢字の字形が転じた偏なので、「心」の書き順(一番左の点が1画目)と基本は同じと覚えておくと良いでしょう。

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6.「希」の3画目

“希望”や“希釈”などの熟語で用いられる「希」の字。こちらの3画目は「布」となっている部分の上から左下に流す部分です。「布」という漢字の1画目も上から左下に流す部分なので、同じように考えれば良いですね。名前に「希」の字が入っている人は特に注意したいですね。

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7.「必」の1画目

「必」の1画目を一番左の点から書いている人、あなたの近くにいませんか?「必」の1画目は一番上にある点の部分です。1画目を一番左の点から書いてしまうのは、「心」という漢字の書き順と混同して覚えてしまっている人にみられます。

「必」という字は「心」と似たような形をしていますが、成り立ちも意味も全く違うものなので書き順も異なります。

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8.「潟」の7画目

最後は一気に高難易度の問題です。書く機会は少ないですが、「薔薇(ばら)」や「顰蹙(ひんしゅく)」などと比べれば、全く書かないこともない漢字「潟」。「潟」の7画目は一番右上にある「¬」の部分です。この問題を正解したあなたは、やっぱり新潟県のご出身ですか?

手引きと書き順が違うからといってとやかく言われることもないと思いますが、覚えておくと何かの役に立つかも。

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みなさんは「筆順指導の手びき」が教える通りの書き順で漢字を書くことができましたか?ちなみに年齢が10代~20代などの若者世代と、中年以上の世代とでは認識している書き順が異なる傾向にあります。これは「筆順指導の手びき」が設定されたのが昭和33年ではあるものの、実際に教育現場に広く浸透したのは平成以降になってからなのではないか?という説が有力なようです。

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