調理も…そして食べることさえ面倒になってしまうような、残暑。このままでは夏バテや、思わぬ病気を呼び込んでしまう心配も!?
今回は、そんな「夏にちょっと疲れた」と感じているアナタに、『冷やし茶漬け』をご提案♪
2回目の今回は、お汁のバリエーションをご紹介します。前回は、注意したい点や基本的な作り方をご紹介していますので、そちらも参考にしていただければと思います。できる限り簡単に作れるようにも工夫しています。サッと作って、しっかり食べて、元気に残暑を乗り切りましょう!
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手軽にバリエーションが楽しめるお汁
冷やし茶漬けは知っておけば、同じ具材を使っても、お汁のバリエーションだけでも楽しめるので、是非、覚えておきたいところです。冷蔵庫の飲料ストックとして冷水筒に手軽につくっているようなお茶類から、冷やし茶漬け用の出汁として作るものもあります。冷やし茶漬けのお汁は「冷えていること」が肝要。ぜひ、しっかりと冷えたものを利用してくださいね。まずは冷水筒で作って飲料としても利用している、手軽な夏の飲み物をお汁にするアイディアとおすすめの冷やし茶漬けをご紹介します。
☆麦茶
濃いめに出した麦茶は、風味が強く、様々なものに合います。さっぱりと食べることができるので、夏の爽やかさを代表するような食材と好相性です。
<麦茶で作るおすすめの冷やし茶漬け>
薄くスライス、もしくは千切りにしたきゅうりに、針しょうが、千切りにした青じそをご飯にのせます。お茶漬け用のあられを振り入れて、よく冷えた麦茶をまわしかけて召し上がってみてください。
☆緑茶
爽やかな苦味と風味がある緑茶。さっぱり食べたいときにとてもおすすめです。和のイメージがあるような、味のある食材ととても好相性です。
<緑茶で作るおすすめの冷やし茶漬け>
一口大に切られた魚の漬け(マグロや鯛)に三つ葉の葉、柚子の皮、ゴマを少々振って、よく冷えた緑茶をまわしかけて召し上がってください。
☆ほうじ茶
コクと風味が強く、また、苦味もあるお茶なので、塩気のある食材などと好相性です。
<ほうじ茶で作るおすすめの冷やし茶漬け>
千切りにした青じそ、たらこ一切れ、じゃこ、刻み海苔を乗せて、よく冷えたほうじ茶をまわしかけて召し上がってください。
☆昆布茶
顆粒で手軽に作ることができる昆布茶はお茶としてだけでなく、調味料としても重宝しますよね。濃いめに熱湯で作り、氷で割ることで、あっという間に手軽に利用できます。昆布の旨みが加わり、より本格的な味わいを楽しめます。しっかり食べたい時にとてもおすすめです。
<昆布茶で作るおすすめの冷やし茶漬け>
昆布や椎茸の佃煮に、かつお節、細く輪切りにしたねぎをのせて、よく冷えたほうじ茶をまわしかけて召し上がってください。
簡単に本格派で楽しめるお汁
基本になるお汁の作り方と、食べる際のバリエーションをご提案♪わさびやしょうが、七味唐辛子、ラー油など、お好みで味変調味料を使っても。味の変化をさらに楽しむことができます。※顆粒を利用する際は昆布茶で作る方法を参考にしてください。
☆和風出汁
(およそ1人前)だし汁200ccにめんつゆ小さじ1、塩ひとつまみを加えたものを冷やしておきましょう。
<合わせると美味しいアイデア>
・とろろ+みじん切りにしたたくあん
・大根おろし+すだち+お茶漬け用あられ
・揚げ玉+温泉卵+輪切りにしたねぎ
☆洋風だし
顆粒のコンソメを利用します。塩味が強いので、出来上がりの味が濃くなりがちなので、その際は氷を追加して調整するなどしてください。塩、こしょうで調味して冷やしておきます。
<合わせると美味しいアイデア>
・手でちぎったルッコラ+角切りにしたトマト
・モッツァレラチーズ+フライドオニオン
・食べやすい大きさに切ったハム+シラス
☆鶏ガラスープ
ペーストや顆粒を利用します。お好みでラー油やごま油でコクや辛みを足すと味が深くなります。
<合わせると美味しいアイデア>
・サラダチキン+フリルレタス(いずれも食べやすい大きさに手でちぎって)
・茹でエビ+フライドオニオン+パクチー+レモン汁
・キムチ+ゴマ
・ザーサイ+輪切りにしたちくわ+輪切りにしたねぎ
単純だからこそ奥が深い、冷やし茶漬け。みなさんのお気に入りはできましたか?次回は、作り置きにもなる、お茶漬けの具材・お供です。お楽しみに!