暑さが増す、今からの時期はキンキンに冷やしたお酒がたまらなく美味しい季節!特に汗をかきながらキャンプサイトを設営した後に飲むお酒は格別ですよね。
しかし、外飲みのお供としておつまみを一から作るとなると、家族や仲間達と明るいうちから乾杯したかったのに、気づけばもう真っ暗!なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
そこで是非、取り入れて欲しいのが時短テクニックの一つである事前仕込み。前もって準備をしておくことで、現地での手間を大きく省くことができ、荷物も最小限に抑えることができます。
こちらでは事前仕込みで驚くほど簡単に仕上がる、3種類のキャンプ飯のレシピをご紹介します。
キャンプ場でバル気分。『たこのガリシア風』
たこの名産地として知られているスペインのガリシア地方発祥のおつまみメニュー、『たこのガリシア風』の作り方をご紹介します。
たこは加熱すると予想以上に小さくなるため、茹でた後に包丁を入れる方がお好みの大きさにカットすることができます。
~たこのガリシア風の作り方~
<材料>
・たこ 200g
・玉ねぎ 1/2個
・ローリエ 1枚
・オリーブオイル 大さじ3
・塩、パプリカパウダー、乾燥パセリ 各適量
<作り方~仕込み編~>
(1)鍋にたっぷりのお湯を沸かし、たこ・玉ねぎ・ローリエ・塩を加え、弱火で20分程度茹でます。
(2)粗熱が取れたらたこは食べやすいサイズにぶつ切りに、玉ねぎはくし切りにしておきます。
(3)2をファスナー付きのビニール袋に移し、クーラーボックス等に入れてキャンプ場に持っていきます。
<作り方~現地編~>
(1)フライパンにオリーブオイルを熱し、事前仕込みで準備しておいたたこ・玉ねぎを投入します。
(2)油が馴染み、しっかり温まってきたら塩・パプリカパウダーを加えてよく混ぜ合わせます。
(3)仕上げに乾燥パセリをトッピングして完成です。
まるでドーナッツ♪『肉巻きオニオンリング』
こちらの肉巻きオニオンリングは現地で加熱する際、焼き肉のタレのみで仕上げていくのでBBQをする日にはもってこいの一品です。
~肉巻きオニオンリングの作り方(2~3人前)~
<材料>
・玉ねぎ 1個
・豚バラ薄切り肉 8枚
・片栗粉、塩胡椒 各適量
・サラダ油 小さじ2
・焼き肉のタレ 大さじ2強
<作り方~仕込み編~>
(1)玉ねぎは1cm幅の輪切りにし、外側を2~3枚を残して真ん中をくり抜きます。
(2)豚バラ肉に塩胡椒を振りかけ、玉ねぎにくるくると巻き付けていきます。
(3)2の表面に片栗粉をまぶしたらジップ付きのビニール袋に移し、クーラーボックス等に入れてキャンプ場に持っていきます。
<作り方~現地編~>
(1)フライパンにサラダ油を熱し、仕込んでおいた肉巻きオニオンリングを投入します。
(2)焼き目がついたら蓋をし、蒸し焼きにします。
(3)2に焼き肉のタレを加え、全体に絡め合わせたら完成です。
外カリッ、中もっちり。『鮭缶とじゃがいものガレット』
続いてご紹介するのは鮭缶とじゃがいものガレットのレシピです。
今回はフライパンで仕上げていますが、ホットサンドプレートを使って四角形に焼き上げるのもおすすめです。
~鮭缶とじゃがいものガレットの作り方~
<材料>
・じゃがいも(大) 2個
・鮭缶 1缶
・粉チーズ、バター 各大さじ2
・塩、黒胡椒 各適量
<作り方~仕込み編~>
(1)ファスナー付きのビニール袋に油を切った鮭缶を加え、外側から手のひらでよくほぐしておきます。
(2)1に千切りのじゃがいも・粉チーズ・塩・黒胡椒を加え、外側からよく混ぜ合わせます。
(3)2のビニール袋の封をしたらクーラーボックス等に入れてキャンプ場に持っていきます。
<作り方~現地編~>
(1)フライパンにバタ―を熱し、事前に仕込んでおいたタネを円形状に流し入れます。
(2)両面こんがりと焼き色がつくまで火を通したら完成です。
いかがでしたか?最高のロケーションの中、美味しいおつまみとお酒で素敵な休日をお過ごし下さい。