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6月のお宮参りに適したママの服装とは?控えるべき服装も紹介


「お宮参り」は生後1ヵ月頃に神社や寺に参拝し、赤ちゃんの健やかな成長を祈る儀式です。
5月生まれなら6月中を目途にお宮参りに行くことになりますが、神社やお寺にはどのような格好で行けばいいのか悩んでしまうママも多いでしょう。

そこで今回は、6月のお宮参りに適したママの服装や、服装選びのポイント、お宮参りでNGな服装について解説します。


6月のお宮参りに適したママの服装とは?

お宮参りの時のママの服装は、和装と洋装の2パターンがあります。
和装の場合、正礼装は黒留袖ですが、訪問着や色無地を着用してもOKです。

6月のお宮参りは、地域やその日の天気によっては暑さに悩まされる可能性がありますので、裏地のない単衣(ひとえ)の着物を選ぶのがおすすめです。
一方、洋装の場合は、生地が厚すぎないワンピースやアンサンブルなど、きれいめの服装でまとめるのが一般的です。

暑い日は七分丈や五分丈のワンピースでも良いですが、日が落ちると気温が下がるので、カーディガンやストールなどを用意しておくと簡単に体温調節できます。


お宮参りの服装を選ぶ上での考え方

お宮参りの服装を選ぶにあたって、押さえておきたいポイントを5つご紹介します。

■1.体に負担のかからない服装にする
生後1ヵ月のママは、出産時に消耗した体力がまだ回復しきっていない状態ですので、無理は禁物です。
着付けにややゆとりを持たせたり、ゆったりしたデザインのワンピースを選んだりと、体に負担のかからない服装を選びましょう。

■2.疲れにくい服装にする
体を動かしにくいタイトな服や、ヒールの高い靴を着用すると、ただ移動するだけで体力を消耗してしまいます。
お寺や神社の中には、境内まで距離のあるところや、石段が長いところなどもありますので、できるだけ疲れにくい服装を心がけることが大切です。

■3.授乳しやすい服装にする
母乳を与えている場合、授乳がしやすい服装かどうかも重要なポイントの一つです。
和装だと脱ぎ着が難しいので、母乳をあげる場合は洋装の方がよいでしょう。

ただ、ワンピースの場合は着物と同じく着脱に手間がかかりますので、アンサンブルなど上下別々の服装にするのがおすすめです。

■4.赤ちゃんよりも目立たない格好にする
お宮参りの主役はあくまで赤ちゃんですので、ママに限らず、家族の服装は赤ちゃんよりも目立たない格好にするのがマナーです。
色や柄が派手になりすぎないよう、なるべくシンプルで上品な装いを目指しましょう。

なお、以前は子どもの服装に合わせて和装か洋装のどちらかを選択していましたが、優先すべきはママの体への負担や授乳のしやすさなので、無理に赤ちゃんの服装に合わせる必要はありません。
ただし、服装の格は赤ちゃんと同格か、あるいは格下にするのが基本です。

たとえば、赤ちゃんが正式な祝い着を着用するのなら、ママは訪問着や色無地で同格にそろえるか、ワンピースやアンサンブルスーツなどで格下にするかの2択となります。
赤ちゃんがベビードレスやセレモニードレスを着用する場合は、フォーマル感の強い着物は避け、ワンピースやアンサンブルスーツを着用します。

■5.家族の服装とバランスを合わせる
お宮参りはパパ・ママのほかに祖父母が同行するケースもありますが、服装の格は同行する家族間でバランスを合わせるようにしましょう。
特に別居する祖父母と一緒にお宮参りに行くときは、あらかじめ当日着用する服装について相談しておくことをおすすめします。


お宮参りで控えるべきママの服装

お宮参りをする際は控えた方が良いママの服装の事例をご紹介します。

■カジュアルすぎる服装
お宮参りは必ずしも正礼装でなくても問題ありませんが、パーカーやジーンズ、スニーカーなどカジュアル過ぎる服装はNGです。
また、気温が高い日であっても、ミニスカートやノースリーブなど肌の露出が大きい服装は控えましょう。

■色柄が派手な服装
原色に近い色合いや、派手な柄のついた服装は、神社やお寺には不釣り合いです。
お宮参りの主役である赤ちゃんより目立ってしまう可能性もありますので、色柄が派手な服装は避けましょう。

■歩きにくい靴
神社やお寺には石段や砂利道などが多いので、ハイヒールや厚底の靴など、バランスが取りにくい靴は控えた方が無難です。
きれいめのスーツやアンサンブルスーツを着用するときも、靴はなるべくヒールの低いものを選び、歩きやすさを優先しましょう。

■過度なアクセサリー
シンプルな指輪やネックレス程度なら問題ありませんが、大きな石のついた指輪やゴツゴツとしたネックレス、ブレスレットなどを身につけていると、装飾過多で悪目立ちするおそれがあります。

過度なアクセサリーをつけた状態で赤ちゃんを抱っこすると、石などに引っかかって赤ちゃんがケガをしてしまう可能性もありますので、アクセサリーの種類や付けすぎには要注意です。


6月のお宮参りは暑さに配慮して服装を選ぼう

6月にお宮参りする場合は、暑さ対策として、和装なら裏地のない単衣、洋装ならやや薄手のワンピースやアンサンブルスーツなどを着用するのがおすすめです。
和装と洋装のどちらを選ぶかは個人の好みですが、主役である赤ちゃんよりも目立たないよう、服装の格には注意しましょう。

なお、6月は朝晩に冷え込む日もまだまだ多いので、午前の早いうちは夕方にお宮参りするのなら、ストールやカーディガンなど体温調節できるものを持参することをおすすめします。

天気予報専門メディア「tenki.jp」では、その日の予想気温などから最適なコーディネートを提案する「服装指数」を公開しています。
お宮参りの日程が決まったら、事前に当日の服装指数をチェックして着ていく服を検討しましょう。

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