台風19号が日本列島に接近しています。いざという時のために、できる備えをしておきましょう。
また、不要不急の外出は控えるなど最大限の警戒をしてください。
非常用品がそろっているか確認しておく
台風19号は大型であるため(11日12時現在)、大雨や暴風などの影響も長くなる見込みです。できる備えはしっかりしておきましょう。
準備しておくべき非常用品や役立つ道具をまとめました。
□懐中電灯(予備電池)
□着替え、タオル
□ライター、マッチ
□ポリ袋、ごみ袋
□救急薬品
□メガネやコンタクトレンズ
□携帯ラジオ(手回しラジオ)
□スマートフォンなどのモバイルバッテリー
□貴重品(公衆電話に使える10円玉も)
□非常用食料(特に缶詰食料)
□水
□簡易トイレ
□カセットコンロ
□ティッシュ、ウェットティッシュ
女性や小さなお子さんにはこれらも必要です。忘れずに準備しておきましょう。
□生理用品
□母子手帳と保険証
□粉ミルク
□おしりふき・おむつ
台風の接近前にしておくこと
■最新情報を確認する
台風情報や交通情報、自治体からの避難情報などは常に更新されます。テレビやラジオ、スマートフォンなどから最新の情報を確認するようにしましょう。
■避難について確認する
自治体から出される避難情報をどのように入手し、どこに避難するかを確認しておきましょう。また、必要に応じて近隣の方々にも声をかけて、避難しそびれるようなことがないようにしましょう。
■大雨に備える
側溝や排水溝、雨どいなどを掃除し、水はけの良い状態にしておくことで浸水のリスクを減らすことができます。また、浸水に備えて大切なものや食料品などを2階以上に移動させたり、押し入れの下の段のものを上の段に移したりするなど、無理のない範囲で対策をしておくといいでしょう。
■暴風に備える
屋外に置かれているもの(植木鉢、ゴミ箱、犬小屋、物干し竿など)が風で飛ばされないようにしっかり固定しておきましょう。逆に、ものが飛ばされてきて被害を受ける場合もあります。雨戸があれば閉めたり、なければカーテンをしっかり閉めたりするなどの対策をしてください。
■高波、高潮に備える
海辺にお住まいの方は、満潮時刻を確認しておきましょう。今回は大潮の時期と重なるため、特に注意が必要です。また、台風の接近に伴って波が高くなっています。海岸には行かないようにしましょう。
台風が接近してから
台風が接近し、雨や風が強まってきても、慌てずに落ち着いて行動することが大切です。
■大雨が降っている
河川の増水・氾濫、土砂災害などの危険が高まります。このような危険の高い場所からは離れるようにしてください。
また、河川でなくても用水路の見回りなども非常に危険ですので、絶対に行わないでください。
■暴風が吹いている
吹き飛ばされてきたものが窓ガラスに当たって割れる可能性があります。暴風が吹いていると感じたら、窓から離れたところで過ごすようにしてください。
■避難を開始する
お住いの市区町村などから避難の情報が発表されるかを確認し、「避難勧告」や「避難指示」発令されたら速やかに避難を始めてください。また、避難情報が発令されていなくても、身の危険を感じた場合には、暗くなる前に自主的に避難するようにしましょう。