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平成最後のお正月。明けましておめでとうございます


2019年が幕開けました。新年、明けましておめでとうございます。改元を控え、まさに新しい時代がはじまろうとしている本年、さて、どんな年になりますでしょうか。世の中にとっても、みなさまにとっても、よき一年になりますように…気持ちも改まる年の初めの過ごし方や由来を少しおさらいしてみましょう。


一年のはじまり、「正月」の由来とは

正月とは、一年の一番はじめの月のこと。さらに、新年の祝いや行事のことも指します。そもそも一月を正月と呼ぶのは、「正」という文字に年の初め、年が改まる意があることに由来するのだとか。古くは先祖の御霊を迎えて祭っていましたが、次第に神祭りの意味合いが大きくなり、年神様を迎え、新年の豊作を祈る行事とされています。

年末から大晦日にかけて慌ただしかった時の流れも、元旦となれば一転。のどかな気分でお屠蘇を酌み交わし、お雑煮やお節を食し、無事に新年を迎えられた歓びを祝うご家庭も多いことと思います。

正月の1・2・3日を三が日。7日までが松の内。1月7日は七草粥を食す七日正月。11日は鏡餅を下げて食す鏡開き。15日は地方によって女正月とも言われる小正月で、餅花を飾り小豆粥をいただくしきたりもありますね。

そして20日は二十日正月。西日本では骨正月とも呼ばれ、お正月の最後の日として御馳走の残りを余すところなく食べ尽くします。

1月6日には小寒を迎え、寒の入りとなり、寒さが極まっていく1月。お正月の間「にしっかり鋭気を養って、これからの一年を健やかに、朗らかに過ごしていきましょう。


初夢、初富士、書き初め、買い初めなど初づくしで気持ちも新たに

除夜から元日にかけて、近隣の社寺へ初詣に行かれた方も多いと思います。一年のはじめに年神様が恵方の彼方からやってくるとする、恵方信仰が広まったのは江戸時代のこと。もしもまだ初詣に出かけていなくて、どこへ行こうか迷っている場合は、今年の恵方を確かめて、その方角の社寺へ行くのも一興です。

さて、新年になって初めてみる夢が初夢ですが、もともと大晦日は眠らない風習があったことから元日の夜、または2日の夜に見る夢と言われています。江戸の昔は元日の朝に宝船売りが縁起物の宝船の絵を売り歩き、その絵を枕の下に敷いて寝るのがしきたりだったとか。いわゆる「一富士、二鷹、三茄子」のほか、春駒や宝船などがおめでたい夢とされていたようです。

このほか、新年に初めて見る富士山は「初富士」、初売りされる商品をもとめる「買い初め」、書や絵を書く「書き初め」など、心が一新され気持ちも弾む年始の行事も多種彩々。さまざまな「本年初」を重ねていくのも、お正月の三が日ならではの楽しみ方です。


七十二候では本日より「雪下出麦」。正月三が日に降る雪や雨は「御降」

年末からぐっと寒くなったこのお正月。元日から三が日に降る雪や雨のことを「御降(おさがり)」と言います。御降とは天より授かったものの意。あいにくの雨や雪は豊作の前ぶれとされ、「富正月」とも呼ばれます。

また、七十二候では本日より第66候である「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」になりました。五穀の精とも呼ばれる雪。その下で少しずつ芽を伸ばしていく「麦」の別名は、「越年草(とこしえぐさ)」です。秋に蒔かれ、雪や霜に耐えて年を越し、初夏に収穫を迎える麦の姿に人の辛苦を重ね、やがて迎える実りの季節の到来に思いをはせる時節でもあります。

寒さが身に沁みるなか、集う家族の笑顔や、届く便りにいっそうのぬくもりが感じられるお正月。この一年、どうかつつがなく過ごせますように。そんな願いを胸に宿しつつ、新たな気持ちで一日一日を大切に過ごしていきたいものですね。

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