10月に入り、ぐっと秋めいてきました。みなさん、衣替えは済みましたか? クローゼットの中がちょっと落ち着いた色合いになる秋ですが、山の景色もそろそろガラッと変わりますよ。今年は早めにプランを立てて、紅葉の楽しみ方にもこだわってみてはいかがでしょう。
今回は「車窓から楽しむ紅葉」をテーマに、トロッコ列車などの乗り物から紅葉を眺められるスポットをピックアップしました。ぜひ実際に足を運び、ほどよい速さで目の前を流れる紅葉を楽しんでくださいね♪
わたらせ渓谷鐵道 トロッコ列車/群馬県桐生市
「わ鐵(わてつ)」の愛称で親しまれる「わたらせ渓谷鐵道」は、群馬県の桐生駅から栃木県の間藤駅までの渡良瀬川沿い約44キロメートルをつなぐ情緒たっぷりの鉄道です。
春と秋の観光シーズンに走るオープンエアのトロッコ列車は「トロッコわたらせ渓谷号」と、「トロッコわっしー号」の2種類。列車ごとに運転日が決まっていますので、オフィシャルサイトは要確認です。
原向駅~通洞駅間ではススキと紅葉を同時にフレームにおさめることも可能! また、神戸駅~間藤駅間は、進行方向左側の車窓なら見事な紅葉を楽しめますよ♪
わたらせ渓谷鐵道 トロッコ列車
■所在地 群馬県桐生市~栃木県日光市足尾町
■アクセス 【車】北関東道「太田桐生IC」より「桐生」駅まで約25分
■見ごろ時期 10月下旬~11月下旬
■料金 一日フリーきっぷ中学生以上1850円(+トロッコ整理券510円)、小学生930円(+トロッコ整理券260円)
■詳しくはわたらせ渓谷鐵道オフィシャルサイト をご確認ください
秩父鉄道 SLパレオエクスプレス/埼玉県熊谷市
都心から近く気軽に楽しめると人気の「秩父鉄道SLパレオエクスプレス」。下りは熊谷駅、上りは三峰口駅が始発で、秩父の大自然のなか約57キロメートルを2時間半で走り抜けます。特に上長瀞駅~親鼻駅間の荒川橋梁を渡る時に見える紅葉が美しいそうですよ♪ 紅葉の中を走るSLをカメラに収めたい!という方は、途中下車もいいですね。せっかくですから「撮り鉄」気分を味わっちゃいましょう。
SLの車内ではオリジナルグッズやSL弁当(!)も販売していますので、乗車の思い出に買い求めてはいかが?
秩父鉄道
■所在地 埼玉県熊谷市~秩父市
■アクセス 【車】関越道「東松山IC」より「熊谷」駅まで約40分
■見ごろ時期 10月下旬~11月下旬
■料金(熊谷駅~三峰口駅片道) 中学生以上950円(+SL整理券510円)、小学生480円(+SL整理券510円) ※前売り限定のSL座席指定券は720円
■詳しくは秩父鉄道 オフィシャルサイトをご確認ください
筑波山ケーブルカー/茨城県つくば市
筑波山神社近くの宮脇駅から筑波山頂駅までの1.6キロメートルをつなぐ、関東では最長のケーブルカーです。急こう配なうえ線路の3分の1がカーブしているので、ちょっとしたアトラクションのよう。車窓にせまる紅葉は夜にはライトアップされ、11月3日~27日までの土日祝は、夜間運行も行われます。闇夜に浮かぶ幻想的な紅葉、ぜひ観てみたいですね!
日中ならケーブルカーの終点、筑波山頂駅から男体山を目指しての登山もオススメです。山頂からは紅葉に彩られた山なみと、関東平野の雄大な眺めが楽しめますよ。
筑波山ケーブルカー
■所在地 茨城県つくば市筑波1
■アクセス 【車】常磐道「土浦北IC」よりR125経由で40分
■見ごろ時期 11月上旬~下旬
■料金 中学生以上1050円、6歳~小学生530円 ※夜間は中学生以上1000円、小学生以下無料
■詳しくは 筑波山ケーブルカーオフィシャルサイトをご確認ください
白馬ライオンアドベンチャー「熱気球」/長野県北安曇郡
最後は趣向をかえて「熱気球」に乗っての空中紅葉観賞です。地上30メートルから見えるのは、紅葉だけでなく空と山々と大地……360度の雄大な景観! 好条件が重なれば澄んだ秋空の青、白馬の山々に積もる新雪、常緑樹の深い緑、そして鮮やかな紅葉のコントラストを楽しめるかもしれません。
地上のアンカーと気球とをロープでつなぐ係留フライトなので、お子さん連れでも安心です。とはいえ、動きやすい服装&靴をご準備くださいね。完全予約制ですので、乗船前日までに必ずご予約を。
白馬ライオンアドベンチャー「熱気球」
■所在地 長野県北安曇郡白馬村北城3812 白馬ジャンプ競技場横気球会場
■アクセス 【車】上信越道「長野IC」より白馬長野有料道路経由で約60分
■見ごろ時期 11月3日頃まで
■料金 中学生以上2500円、4 歳~小学生1700円、3歳以下無料、犬500円
■詳しくは白馬ライオンアドベンチャーオフィシャルサイト をご確認ください