例年になく厳しい寒波が押し寄せている日本列島。この寒さで水道管が凍らないように気を付けてくださいね。水が出ないと手洗いやうがいもできないので、インフルエンザ予防もできなくなります。給湯器につながる水道管の対応も忘れずに。冬の朝にお湯が出ないのはツライですから、寝る前にチョロチョロと水を出しておきましょう。
さて、今月の「道の駅」は福岡県の特集です。16駅ある「道の駅」から2回にわけて、ご紹介します。
道の駅 原鶴(朝倉市)
福岡県で一番初めに登録されたのが「道の駅 原鶴」です。大分自動車道「杷木IC」から車で約5分、国道386号線沿いに位置しています。
“フルーツの里”と呼ばれるほど、柿、梨、ブドウなどの果物の栽培が盛んなうえ、年間を通して新鮮で豊富な野菜が揃っているのが魅力です。柿の果肉が入った加工品「柿ドレッシング」は絶妙の美味しさ。近くには原鶴温泉もあります。特筆すべきは目の前の約1.6haの畑が黄色に染まること。毎年9月頃は満開のひまわりが迎えてくれます。豪雨被害に遭った朝倉市を元気づけようと、昨年もたくさんのひまわりが咲きました。そして、2月中旬から3月上旬、畑は一面の菜の花に。つぼみの摘み取りなども行われますが、今年は厳しい寒さのため、生育状況がよくないのだそう。お出かけの際は事前にHPなどでご確認くださいね。
■道の駅 原鶴
※詳細は公式HPをご確認ください
道の駅 いとだ(田川郡糸田町)
「道の駅 いとだ」は福岡で16番目にオープンした、国道201号線にある福岡最新の「道の駅」です。
直売所の名は「おじゅごんち市場からすお」といい、糸田・金村神社の「お田植祭り」が語源。(由来の詳細は現地、もしくはHPでチェックしてみてください。)ここでは地元の新鮮な農産物、海産物、農産物加工品などを取り扱っています。フードコートでの人気はひと月の売上が3500本以上にもなる真っ黒なソフトクリーム“石炭ソフト”! また、黒いルーの石炭カレー、黒米を練り込んたぼた山うどんなど、筑豊地区らしい黒ものグルメが充実しています。そのほか、“塩だれ豚骨ラーメン”や一味違う“卵かけご飯”などもあります。一年を通してさまざまなイベントが行われていて、冬には豚汁をふるまうことも。炭鉱王と言われた伊藤伝右衛門が柳原白蓮と暮らした旧宅も近くです。
■道の駅 いとだ
※詳細は公式HPをご確認ください
道の駅 むなかた(宗像市)
玄界灘を臨み、福岡市と北九州市を結ぶ国道495号線沿いにあるのが「道の駅 むなかた」。
隣接している「さつき松原」は樹齢200年以上の黒松の並木が5kmにわたって続く玄海国定公園です。直売所では新鮮な海の幸・山の幸を豊富に取り扱っていて、毎日の入荷品目がHPに掲載されています。イキのいい天然の魚は、もちろん玄界灘産。魚のおろし方も教えてくれますよ。地元で丹精込めて育てられた旬の野菜や果物も続々入荷します。旬のみずみずしさは採れたてならでは。宗像市の特産品や加工品、精米したてのお米も人気です。宗像市のお米で作った米粉パン工房もあります。レストラン「おふくろ食堂はまゆう」の名物料理は、玄界茶漬けセット。新鮮な魚を特製ゴマダレでいただきます。
■道の駅 むなかた
※詳細は公式HPをご確認ください
道の駅 豊前おこしかけ(豊前市)
福岡県と大分県の県境、国道10号沿いに位置するのが「道の駅 豊前おこしかけ」です。
その名は、神功皇后が巡幸の途中に石に「こしかけた」という伝説にちなんでつけられました。モットーは誇、彩、巧、愉、豊の5つのこころ。「日本一おもいやりのあるトイレ」は利用者の立場に立ち、気持ちよく利用できるように工夫されています。美味しそうなお弁当は地元の青豊高校がプロデュースしたものです。若いエネルギーが詰まったお弁当をぜひご賞味あれ! 豊前は海に面した温暖な気候ですが、季節によっては寒暖の差が激しいため、豊かな野菜や果物が育ちます。特産のいちじく、みかん、ゆずをはじめ、Aランクの豊前産米「夢つくし」などが、高い評価を受けています。6つの個性豊かな店舗が並ぶ屋台村は気軽に入れるカジュアルさが魅力です。
■道の駅 豊前おこしかけ
※詳細は公式HPをご確認ください