
近畿地方は、8月の終わりにかけて気温は平年より高く、大阪や京都、奈良など市街地を中心に、猛暑日や熱帯夜の続く所があるでしょう。引き続き、熱中症の対策を心がけてください。
●18日~24日 危険な暑さ続く
近畿地方は、明日18日から24日(日)にかけて、太平洋高気圧に覆われる見込みです。
晴れる所が多いですが、山沿いを中心に雨や雷雨の所があるでしょう。
晴れていても急に雨が降り出す恐れがあるため、空模様の変化にお気をつけください。
気温は平年より高く、最高気温が35℃以上の猛暑日が続く所もある見込みです。
市街地や沿岸部を中心に、夜間も気温が下がりにくい状態が続くでしょう。
昼間だけでなく、夜間も寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、熱中症の対策が必要です。
●25日~30日 8月の終盤も厳しい暑さ
引き続き晴れて、昼間は強い日差しの照りつける所が多いでしょう。
山沿いを中心に、にわか雨の可能性はあるものの、広い範囲で雨の降ることはない見込みです。
家庭菜園などで農作物を育てている方などは、水の管理に注意が必要な所も出てきそうです。
気温は、引き続き平年より高い見込みです。
大阪や京都、奈良など、市街地を中心に猛暑日や熱帯夜の続く所があるでしょう。
熱中症への対策を行いながら、しっかりと体を休めて日々の疲れをためないよう規則正しい生活を心がけてください。
●こんなときは脱水症状に注意
熱中症の予備軍ともいえるのが「脱水状態」です。体の中で、水分が少なくなっているのを判断するには、次の2つの方法がおススメです。
1つめは、皮膚をつまみ上げて、脱水状態をチェックする方法です。手の甲の皮膚をつまみ上げた後、放してみましょう。もとに戻るのに、2秒以上かかれば、脱水状態になっている可能性があります。これは、高齢者が脱水しているかどうか、周りの人でも確認しやすい方法です。
2つめは、爪を押して、隠れ脱水症をチェックする方法です。手の親指の爪を、逆の手の親指と人差し指でつまんでみてください。つまんだ指を離した時、白くなった爪の色が、元のピンク色に戻るのに3秒以上かかれば、脱水症を起こしている可能性があります。
もし脱水状態になった場合は、スポーツ飲料などで水分補給を心がけてください。