
明日14日(木)以降は、九州から関東甲信にかけて、最高気温が35℃以上の猛暑日の所が多くなるでしょう。晴れる所が多く、強い日差しが照りつける見込みです。午後は急な雨や雷雨の可能性もあるため、外出には雨具があると良さそうです。厳しい暑さは、お盆明けも続くでしょう。
●お盆休み(14日~)は再び35℃以上の猛暑日地点続出か
明日14日(木)は北海道では雲が広がりやすく、雨の降る所もありますが、東北から九州、沖縄にかけては晴れるでしょう。最高気温は、東海から中国地方では35℃前後まで上がる見込みです。
特に15日(金)は、日差しが照りつける東海や近畿を中心に35℃以上の猛暑日が続出しそうです。また、気温が上がる午後は内陸や山沿いを中心に急な雷雨の可能性があります。空模様の変化にお気をつけください。お出かけには雨具があると良さそうです。
帰省先や旅先では、普段とは環境や生活パターンも異なることもあるため、いつも以上に熱中症対策を意識し、万全な対策をしましょう。
●お盆明けも体にこたえる暑さ 内陸では40℃近くも
お盆明けも厳しい暑さは続き、20日(水)頃にかけても35℃以上の猛暑日の所が多くなるでしょう。東京都心では35℃~36℃、名古屋市では37℃くらいの見込みです。九州から関東甲信では、内陸を中心に40℃近くまで上がる所があり、体にこたえる暑さとなりそうです。こまめに水分補給や休憩をとるようにしましょう。
お盆明けは、これまでの暑さによる疲れが出てくる頃です。睡眠時間の確保にも努め、少しでも疲れを溜めないように心がけることも大切です。夏バテや熱中症を防ぐためにも、今からできることを行なっていきましょう。
●移動中でもできる脱水状態の確認方法
熱中症の予備軍ともいえるのが「脱水状態」です。体の中で、水分が少なくなっているのを判断するには、次の2つの方法がおススメです。
1つめは、皮膚をつまみ上げて、脱水状態をチェックする方法です。手の甲の皮膚をつまみ上げた後、放してみましょう。もとに戻るのに、2秒以上かかれば、脱水状態になっている可能性があります。これは、高齢者が脱水しているかどうか、周りの人でも確認しやすい方法です。
2つめは、爪を押して、隠れ脱水症をチェックする方法です。手の親指の爪を、逆の手の親指と人差し指でつまんでみてください。つまんだ指を離した時、白くなった爪の色が、元のピンク色に戻るのに3秒以上かかれば、脱水症を起こしている可能性があります。
もし脱水状態になった場合は、スポーツ飲料などで水分補給を心がけてください。