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一年で最も暑い時期も平年を上回る猛烈な暑さ 熱中症に厳重警戒 1か月予報


すでに平年を上回る暑さが続いていますが、一年で最も暑い時期に入っても平年より高い気温を予想しています。万全の熱中症対策をしてお過ごしください。また、梅雨がまだ明けていない関東甲信や北陸、東北南部、東北北部では期間最初は曇りや雨の日が多くなるでしょう。

●数値予報モデルによる予測結果

気象庁は今日10日(木)、この先の1か月予報を発表しました。

1か月平均の海面気圧(左図)は、北・東・西日本では太平洋高気圧に覆われやすいでしょう。一方、東シナ海付近では気圧が平年より低く予測され、沖縄・奄美では湿った空気の影響を受けやすい時期がある見込みです。

降水量は北・東・西日本は平年並みか少ない予想となっていますが、ゲリラ雷雨のように短い時間に一気に強まるような雨の可能性はあります。沖縄・奄美では湿った空気が流れ込みやすいため、降水量は平年より「多い」見通しです。

今日10日(木)に、日本気象協会が発表した第5回「2025梅雨明け予想」によると、この先しばらくは、太平洋高気圧に安定して覆われる日が少なく、梅雨前線が東北から関東甲信付近にかかることが予想されます。そのため梅雨明けは、関東甲信は7月23日頃、北陸は7月25日頃、東北南部と東北北部は7月28日頃になるでしょう。平年並みか平年より遅い梅雨明けの見通しです。

上空約1500mの気温(右図)は、北日本を中心に平年より高い予想となっています。気温が上がるにつれて、雨雲の元になる水蒸気を大量に含むことができるため、晴れても午後の天気の急変に注意が必要です。

●夏休みも万全の暑さ対策を

この先1か月の気温は、平年より高い所がほとんどでしょう。

気温の予想は、7月12日(土)~8月8日(金)にかけて、西・東・北日本では「平年より高い」でしょう。沖縄・奄美では7月12日(土)~7月25日(金)にかけては「平年並みか高い」、7月26日(土)~8月8日(金)は「平年並み」となりそうです。日本付近には平年よりも暖かい空気が覆われて、湿度も高い状態が続くでしょう

1年で最も暑い時期に入りますが、その平年より気温が高いことが予想されます。高気圧の縁を回って湿った空気も流れ込むため、湿度も高く蒸し暑いでしょう。湿度が高くなると、熱中症の危険度が高まります。夏休みに入り、レジャーなどお出かけの機会も増えるころです。こまめな水分補給や外では適宜休憩をとり、直射日光はできる限り避けるようにしましょう。また、夜も暑さ対策が必須となります。寝る前に水分を補給し、枕元にペットボトルなどすぐに水分を補給できるようにしてください。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・東海・北陸地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

●全国的に「10年に1度」レベルの高温予想

今日26日(木)、気象庁は沖縄や奄美、九州~北海道にかけてを対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。いずれも7月16日(水)頃から、その地点においてこの時期としては「10年に一度」レベルの高温が予想されています。

すでに35℃以上の猛暑日が頻発している地域もあり、40℃に迫るような地域も出てきています。熱中症のリスクが高い場合には「熱中症警戒アラート」が発表されます。情報に注意し、暑さに弱いお年寄りやお子さんにはいつも以上に気を配って、できるだけ気温の上がる時間帯は外出を控え、外出する場合でも直射日光はできるだけ避けるなどの対策が必要です。すでに体に堪える暑さが続いていますが、規則正しい生活を心がけて、暑さを乗り切るようにしましょう。

※高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

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