
今日4日も気温がハイペースで上昇。広く30℃を超えて、関東や北陸、東海から九州は所々で35℃以上の猛暑日の予想。午後は雷雲が湧きやすくなる。猛暑の中、停電により冷房が使えなくなる可能性も。念のため備えを。
●猛暑続く 熱中症対策を
今日4日(金)も、全国的に厳しい暑さが続きます。
最高気温は、北海道と東北北部は28℃から30℃くらいの所がほとんどで、東北南部は33℃前後でしょう。関東と北陸、東海から九州にかけては、今日も内陸を中心に所々で35℃以上の猛暑日の予想。沖縄は32℃前後でしょう。
熱中症のリスクが特に高まることを示す「熱中症警戒アラート」が、北陸と東海から九州、沖縄にかけての多くの地域に発表されています。
各地、気温だけではなく湿度も高く、体の熱が逃げにくい状況です。ノドの渇きを感じる前に、こまめに水分を補給し、汗を大量にかいたら適度に塩分を摂ることも忘れずに。屋外での作業などは決して無理をせず、時間を決めて休憩をとるようにしてください。
また、全国的に大気の状態が不安定で、午後はあちらこちらで雨雲や雷雲が湧いてくるでしょう。落雷によって停電が発生し、冷房が使えなくなる可能性もあります。保冷剤や凍らせたペットボトルを用意するなど、対策をしておくと良さそうです。
●猛暑の中 落雷で停電が発生する可能性 備えを
停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。