
今日1日午後2時頃、大阪で最高気温35.0℃を観測し、今年初の猛暑日(最高気温35℃以上)となりました。今日1日は、全国的に猛暑日が続出し、猛烈な暑さとなっています。熱中症に厳重な警戒が必要です。
●大阪で今年初猛暑日
今日1日の大阪は、強い日差しの影響で日の出とともにぐんぐん気温が上がって、午後2時頃に35.0℃に達し、今年初猛暑日となりました。その後さらに気温が上がり、午後3時現在の最高気温は35.3℃になっています。大阪市での、その年初めての猛暑日としては、2022年に並び過去3番目に早い記録(統計開始1883年)となります。なお、最も早かった記録は2013年の6月13日、2番目に早かったのは2011年の6月29日です。
また、今日1日は東日本と西日本を中心に猛暑日が続出しており、危険な暑さとなっています。熱中症を予防するための積極的な行動が必要です。
●熱中症になったときの応急処置
熱中症は、きるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。