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九州で400ミリ超えの大雨の恐れ 11日にかけて梅雨前線活発化 本州も梅雨入りへ


梅雨前線が九州付近を北上し、九州地方では雷を伴った非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる恐れがあります。特に九州北部と南部で大雨が予想され、土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。梅雨前線の活動が活発化し、本州でも中国、四国、近畿で警報級の大雨が予想されています。沖縄では梅雨が例年より早く明け、九州北部と四国では雨の季節が始まりました。今後の雨に備え、河川や低地には近づかず、車の運転に注意し、適切な避難対策を取ることが重要です。

11日(水)にかけて梅雨前線が九州付近を北上し、梅雨前線の活動が活発になるでしょう。九州では雷を伴った非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる恐れがあります。前線が停滞するため、総降水量が多くなるでしょう。また、本州にも雨雲がかかり、続々と梅雨入りとなる見通しです。中国、四国、近畿でも警報級の大雨となる恐れがあります。

●今日8日 沖縄地方が梅雨明け 九州北部と四国地方が梅雨入り

今日8日、気象庁は沖縄地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年(6月21日ごろ)より13日早く、2015年に並び、過去最も早い梅雨明けとなりました。

一方、梅雨前線の雨雲が九州北部や四国にかかり、気象庁は九州北部(山口県を含む)と四国地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より九州北部は4日遅く、四国は3日遅く、雨の季節に突入しました。

●九州は総降水量が多くなる恐れ

今日8日は梅雨前線が種子島や屋久島付近を通って日本の東に延びています。鹿児島県屋久島では昼前に1時間に49.0ミリの激しい雨が降りました。

梅雨前線は10日(火)にかけて九州をゆっくりと北上し、11日(水)頃にかけて九州や本州付近に停滞するでしょう。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発化する見込みです。九州北部地方と九州南部では雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。また、梅雨前線が停滞するため、総降水量が多くなり、400ミリを超え、平年の6月ひと月の雨量の8割以上に匹敵するような大雨が予想されている所もあります。

9日(月)18時までに予想される24時間降水量は多い所で
九州北部地方    120ミリ
九州南部      180ミリ
その後、9日(月)18時から10日(火)18時までに予想される24時間降水量は多い所で
九州北部地方    200ミリ
九州南部      150ミリ
その後、10日(火)18時から11日(水)18時までに予想される24時間降水量は多い所で
九州北部地方    120ミリ

九州南部では10日(火)にかけて、九州北部地方では9日(月)から11日(水)頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。

●本州も続々と梅雨入りへ 中国、四国、近畿でも警報級の大雨の恐れ

梅雨前線の北上に伴って、9日(月)頃は中国、近畿、東海、関東甲信で、10日(火)頃は北陸で、11日(水)頃は東北でも続々と梅雨入りとなるでしょう。

中国、四国、近畿にも活発な雨雲がかかり、10日(火)から11日(水)頃は警報級の大雨となる恐れがあります。東海や関東甲信でも本降りの雨となるでしょう。

●次の週末も活発な雨雲 西・東日本で雨量が多くなる恐れ

12日(木)以降も西日本を中心に断続的に雨が降り、14日(土)から15日(日)頃は九州から関東甲信を中心に再び活発な雨雲がかかり、雨量が多くなる恐れがあります。

最新の情報にご注意ください。

●大雨が発生 とるべき対応は

実際に大雨が発生したら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。

① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。

② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。

③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。

④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。

⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。

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