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北海道の1か月予報 気温が高く、春らしい陽気が多くなりそう


札幌管区気象台は、次の1か月の北海道の天候予報を発表しました。気温は平年より高く、降水量と日照時間は平年並みと予想されています。1週目(3月8日~14日)は冬と春が混在する天候で、雪と晴れが交互に訪れますが、週の中頃には気温が10℃を超える地点もあります。2週目(3月15日~21日)以降も引き続き気温が高い見込みで、例年より早く春を感じることができるでしょう。3~4週目(3月22日~4月4日)には、オホーツク海側や太平洋側で多く晴れることが予想され、季節が大きく動き出す時期に入る見込みです。

今日(6日)札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。この先1か月の北海道は、気温が平年より高くなる見込みです。また、降水量と日照時間はほぼ平年並みとなるでしょう。まだ冬を感じる日もありますが、これからの道内は気温も高めで、少しずつ春めいていきそうです。

●1週目(3月8日~14日)冬と春がせめぎ合う1週間

明日金曜日(7日)は冬型の気圧配置となり、日本海側とオホーツク海側は広く雪が降るでしょう。雪の中心は石狩、後志地方などを含めた石狩湾周辺の地域や留萌地方で、雪の降り方が強まったり、沿岸を中心にふぶく恐れがあります。

土曜日(8日)は天気が回復し、広い範囲で晴れるでしょう。
しかし、日曜日(9日)は日本海側とオホーツク海側では雪が降り、日本海側北部では局地的にややまとまった雪の量となる恐れがあります。太平洋側西部では雨の降る所もあるでしょう。日曜日の外出の際は、路面状況の変化などに注意し、傘の準備があると安心です。

月曜日(10日)~水曜日(12日)は広く晴れる見込みです。また、気温も上昇するため、日差しの下では春の陽気となるでしょう。
気温の高さのピークは火曜日(11日)頃で、札幌と函館で10℃など、二桁の気温まで上がる所も見込みです。

●2週目(3月15日~21日)春らしさを感じられる陽気が増えそう

2週目も気温は平年より高い予想です。なお、太平洋側では湿った空気の影響などを受けやすく、平年に比べると晴れる日が少ない見込みです。日本海側とオホーツク海側の天気は数日の周期で変わるでしょう。

3月中旬から下旬になると、少しずつ道内の最高気温の平年値も高くなっていきます。
例えば、札幌の日最高気温の平年値は、3月中旬で4・5℃、3月下旬は6・5℃と、5℃以上の気温の日が増えていきます。さらに日差しもあると、暖かさを感じられそうです。
また、根雪(長期積雪)の終日の平年日が、釧路と苫小牧で3月11日など、太平洋側を中心に雪解けが進んでいきます。札幌などでもアスファルトが見える道路が日に日に多くなり、少しずつ春の訪れを感じられる日も多くなりそうです。

●3~4週目(3月22日~4月4日)季節が大きく動き出す時季に…?

3週目以降の気温は平年より高い予想で、オホーツク海側と太平洋側では平年と同様に晴れる日が多くなる見込みです。また、日本海側の天気は数日の周期で変わるでしょう。

昨年の道内でシーズン最後の真冬日の地点があったのは3月22日で、その後は全道的にプラスの気温が続きました。
また、札幌は昨年の4月上旬に根雪の終日となり、一気に街中の景色も春めいてきました。昨年初めて札幌で20度以上となったのも、4月上旬で、汗ばむくらいの気温の日もありました。3週目以降の気温は平年より高い予想のため、今年も3月下旬から4月の上旬頃にも、季節が大きく動き出すのを感じられるかもしれません。

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