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近畿各地で今シーズン一番の冷え込み 京都・奈良・和歌山で初氷など 冬の便り続々


この朝、近畿地方の広範囲で今シーズン一番の冷え込みが見られ、京都と奈良、和歌山では初氷、神戸と和歌山では初霜が観測されました。放射冷却現象が強まり、多くの地点で気温が大幅に下がりました。特に滋賀県甲賀市信楽では-5.1℃という今シーズンで最も低い値が記録されました。日中は晴れ間が広がる見込みで、日差しを生かして大掃除を進めることが勧められています。近畿地方は高気圧に覆われ、日中の気温は10℃以上に達する予想です。翌21日には広範囲で雨が予想され、再び強い寒気が訪れます。

けさの近畿地方は、広い範囲で今シーズン一番の冷え込みとなりました。京都と奈良、和歌山で初氷、神戸と和歌山で初霜を観測するなど、冬の便りが続々と届いています。今日20日の日中は各地で晴れ間が広がり、寒さが幾分和らぐ見込みです。

●京都・奈良・和歌山で初氷 神戸・和歌山で初霜を観測

昨夜から今朝にかけて、近畿地方では広範囲で晴れて、放射冷却現象が強まりました。

けさの最低気温は、大阪市で2.2℃、京都市で1.2℃、神戸市で3.0℃、奈良市で-0.9℃、和歌山市で1.1℃など、近畿地方で気温を測るアメダス64地点のうち、約7割の地点で今シーズン一番の冷え込みとなっています。

また、けさ最も気温が下がった滋賀県甲賀市の信楽では-5.1℃を観測し、今シーズンに入って近畿地方で初めて-5℃を下回りました。

冷え込みが強まったことにより、各地から冬の便りが届いています。
○初氷
・京都  昨年より16日遅く、平年より18日遅い
・奈良  昨年より2日早く、平年より26日遅い
・和歌山 昨年より2日早く、平年と同じ

○初霜
・神戸  昨シーズンより16日早く、平年より11日早い(昨シーズンは2024年1月5日に観測)
・和歌山 昨年より6日早く、平年と同じ

●日中は晴れ間広がる 日差しを大掃除に活用

今日の近畿地方は、高気圧に緩やかに覆われる見込みです。薄雲のかかる時があるくらいで、午後を中心に晴れ間が広がるでしょう。

朝は厳しい冷え込みとなった所が多いですが、日中の気温は10℃以上まで上がる所が多い見込みです。まだ空気の冷たさは残るものの、日差しのもとでは寒さが幾分和らぐでしょう。

明日21日は広範囲で雨が降り、その後は再び強い寒気が流れ込む見込みです。今日の日差しを活用し、年末の大掃除をある程度進めておくと良いでしょう。

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