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【日本ハム】奈良間大己「山奥で修行」故郷静岡で自主トレ 打率低迷の鬱憤「心を浄化したい」


日本ハムの内野手である奈良間大己選手が、シーズンオフに故郷静岡の山中で自主トレーニングを行う計画を発表しました。今季は打撃面で成績が落ち込みましたが、来季に向けて心身を鍛え上げる意気込みを示しています。自然の中で精神を浄化し、技術の向上にも努めたいと考えています。また、エスコンフィールド北海道で開催されたクリスマス音楽祭に出演し、野球道具の持参も検討中であると言及しました。ファームで確実性や打撃速度の向上を目指し、定位置獲得を狙っています。音楽祭でともに熱唱した上原選手も、来季のローテーション入りと二刀流継続に意欲を燃やしています。

エスコンフィールド北海道で開催された音楽イベントで熱唱する左から岩本氏、日本ハム上原、奈良間(撮影・黒川智章)

山ごもりで3年目の飛躍につなげる。日本ハム奈良間大己内野手(24)が22日、エスコンフィールドで行われた「みんなのXmas音楽祭 Supported by '47」に出演し、このオフに「山奥に修行に行きます」と、故郷静岡の山中にこもって自主トレすることを口にした。

今季は一丁締め隊長としてブレークも、野球では特に打撃面で昨季の打率2割4分3厘から1割8分と低迷した。そんな鬱憤(うっぷん)を、大自然の中を走って振り払う。「心を浄化したい。年末か年始のどちらかで。家族も一緒に行くか未定です。少ない人数で集中して。一丁締めをやる上でも新しい発見があるかもしれない。来季へ意思を固める」。野球道具を持っていくかも検討中で、メンタルを研ぎすませることが、最大の目的だ。

今季は主に守備からの出場が多く、打席数も昨季から46減って150にとどまった。持ち味の打撃力を上げるために既に鎌ケ谷で「確実性と角度であったり、打球速度を高める取り組みは始めている。それを確立して2月1日に持っていければ」。心と技術を最大限に磨き上げ、定位置をつかむ。【永野高輔】

○…上原が奈良間とともに音楽祭に出演し、ゆずの「栄光の架橋」を熱唱した。歌については「不完全燃焼です。高音が出なかった」と反省。野球でも今季未勝利と苦しみ「(チームの躍進を)ほとんどテレビで見てました。輪の中に入れなかったのがもどかしかった」と振り返った。来季に向け「ローテーションに入ってリーグ優勝の輪の中に入れるように。バットの方もこっそり続けます」と二刀継続の意向を口にした。

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