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北日本で今季最多の積雪 北海道は1メートルに迫る 明日12日も急増のおそれ


11日(水)、冬型の気圧配置の影響で、北日本では山沿いを中心に大雪が降り、積雪量が増えています。特に北海道や青森県では、今季最多の積雪を記録している地点が多く、酸ヶ湯では1メートル37㎝、北海道幌加内町では99㎝に達しています。明日12日(木)にかけて雪の範囲は広がり、秋田県や新潟県の山沿いでも積雪が急増すると予想されています。雪道運転には注意が必要で、「冬道装備」「慎重な運転」「迂回」「出発時間の余裕」「天気および道路情報の確認」を心がけることが推奨されています。特に通勤・通学時には道路状況に気を配り、急な気温低下に備えた準備が重要です。

11日(水)も、冬型の気圧配置の影響で北日本では山沿いを中心に雪が降っていて、積雪が増えています。今季最も多くなっているところもありますので、車の運転など十分ご注意ください。週末にかけても、積雪がさらに増加する見通しです。

●北海道でも積雪が1メートルに迫る

今日11日(水)午後2時の衛星画像をみると、寒気の影響で、日本海北部に筋状の雲ができていて、北日本に雪を降らせているのがわかります。

北日本では山沿いを中心に雪が降っていて、特に北海道や青森県では積雪が今シーズン最多の所も多くなっています。

青森県では、酸ヶ湯が1メートル37㎝、青森空港が38㎝。北海道では、幌加内町朱鞠内で99㎝と1メートルに迫っていて、岩見沢では今シーズン初めて30㎝を超えました。

●今夜から明日12日(木)は雪の範囲が広がる

今夜から明日12日(木)にかけては、雪の範囲がさらに広がりそうです。

北海道や青森県に加えて、秋田県など東北南部や新潟県でも、雪の降る所が多く、山沿いを中心に積雪が急増する恐れがあります。明日12日(木)の通勤・通学は路面状況に注意が必要です。

●冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

雪道を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

①冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

②ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

③時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

④時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

⑤こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

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