今日23日(水)は、暖かい南風とフェーン現象の影響で、近畿や北陸など所々で30℃を超える最高気温となりました。湿った空気も入っているため、ムシムシとした体感になっています。今日は二十四節気の『霜降』で、霜が降りるようになるころとされています。しかし、今年の霜降は、10月下旬とは思えない季節外れの暑さとなりました。
●近畿や北陸で30℃超
今日23日(水)は、沖縄以外の地域でも、最高気温が30℃以上の真夏日になる所が出てきています。午後1時までの最高気温は、淡路市郡家(兵庫)で31.1℃、富山市八尾(富山)で30.9℃、西都市(宮崎)で30.4℃になるなど、30℃を超えています。東京都心の最高気温は23.4℃ですが、これも平年よりは高めです。
●暖かい南風でムシムシ
今日23日(水)は、前線に向かって南風が吹き、暖かい空気が流れ込んだことで気温が上がりました。八尾(富山)など日本海側の地域では、フェーン現象も影響しているとみられます。今日は二十四節気の『霜降』で霜が降りるようになるころとされていますが、南風は湿気も含んでいるため、10月下旬の霜降とは思えないムシムシとした暑さとなりました。
●この先も季節の歩みはゆっくり
寒冷前線通過のあと、明日24日(木)は北風に変わる所が多いため、今日23日(水)ほど気温の上がる所は少ないでしょう。明日の最高気温は、大阪25℃、福岡24℃の予想で、今日と同じくらいか、今日よりよりやや低くなる見込みです。一方で、東京都心は27度と今日より高くなるでしょう。この先は平年より気温の高い日が続く見込みで、季節の歩みはゆっくりとなりそうです。