4日金曜の関東は、暑さがぶり返していて、千葉県鴨川や茨城県鉾田など、午前中から所々で最高気温が30℃を超えています。午後も、沿岸部を中心に、季節外れの暑さとなりそうです。気温の変化が大きいので、体調管理にご注意下さい。
●秋の涼しさから一転 午前中から真夏日続出
関東では、3日木曜は、昼間も秋らしい涼しさの所が多くなりましたが、一転して、4日金曜は、晴れている沿岸部を中心に、午前中から気温がグングン上がっています。
4日金曜11時までの最高気温は、千葉県鴨川で31.1℃、千葉県佐倉で30.6℃、茨城県鉾田で30.4℃など、あちらこちらで30℃以上の「真夏日」になっています。
東京都心では、28.6℃と、すでに3日木曜の最高気温25.4℃に比べて、3℃くらい高くなっています。
●午後も 沿岸部を中心に 10月らしくない暑さ
関東では、午後は沿岸部を中心に、日差しが気温を更に押し上げるでしょう。
最高気温は、東京や横浜、銚子では29℃の予想です。ただ、予想よりも晴れる時間が長くなると、東京でも30℃まで気温が上がる可能性もあります。もし、東京で真夏日になれば今月2回目、「10月に2回、真夏日」になった場合、2019年以来5年ぶりです。
水戸は32℃と3日木曜より6℃も高く、真夏のような暑さになりそうです。10月でも、まだ暑さ対策を心がけて下さい。
●だれでも簡単! 脱水状態のチェック方法
熱中症の予備軍ともいえるのが「脱水状態」です。体の中で、水分が少なくなっているのを判断するには、次の2つの方法がおススメです。
1つめは、皮膚をつまみ上げて、脱水状態をチェックする方法です。手の甲の皮膚をつまみ上げた後、放してみましょう。もとに戻るのに、2秒以上かかれば、脱水状態になっている可能性があります。これは、高齢者が脱水しているかどうか、周りの人でも確認しやすい方法です。
2つめは、爪を押して、隠れ脱水症をチェックする方法です。手の親指の爪を、逆の手の親指と人差し指でつまんでみてください。つまんだ指を離した時、白くなった爪の色が、元のピンク色に戻るのに3秒以上かかれば、脱水症を起こしている可能性があります。
もし脱水状態になった場合は、スポーツ飲料などで水分補給を心がけてください。