今日26日も暑さが続き、九州から北陸はすでに所々で猛暑日となっています。福岡県太宰府市では気温が35℃以上と今年45日目の猛暑日となり、年間猛暑日日数国内歴代2位タイの多さとなっています。このあと猛暑日地点はさらに増えそうです。熱中症に厳重警戒。
●今日26日も猛烈な暑さ続く
今日26日も午前中からハイペースで気温が上昇し、すでに九州から北陸では所々で猛暑日となっています。
正午までの最高気温は福井県坂井市三国で36.9℃と今年一番の暑さとなっています。大阪府八尾空港では36.5℃、鳥取県米子市では36.4℃とうだるような暑さです。
また、福岡県太宰府市では35.9℃まで上がり、今年45日目の猛暑日となっています。これは、年間猛暑日日数国内歴代2位タイの記録です。
なお、年間猛暑日国内歴代1位は計46日:群馬県桐生市(2023年)、年間猛暑日国内歴代2位は計45日:福岡県太宰府市(2024年)、埼玉県熊谷市(2023年)、大分県日田市(1994年)です。
●午後は猛暑日エリアさらに拡大 熱中症に厳重警戒
このあと、九州から東海は猛暑日地点がさらに増えそうです。関東も35℃前後で湿度も高く、不快な蒸し暑さでしょう。東北も30℃くらいでムシムシしそうです。
熱中症情報を見ますと、沖縄や九州から東北にかけて広く一番上の危険レベルです。8月も終わりに近づいていますが、まだ万全な熱中症対策が必要です。
●熱中症の症状とは?
熱中症には、様々な症状があります。
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。