東海地方では、お盆休みにかけても猛烈な暑さが続く所が多いでしょう。また、午後を中心に、急な雨や雷雨に注意してください。
●2週間天気前半:7日(水)~13日(火) 急な雨や雷雨に注意
本州付近に湿った空気が入りやすい状態が続いていて、今日6日の東海地方も、晴れ間はあるものの、やや雲の多い天気となっています。また、午後になって所々で雨雲が発達してきています。急な雨や雷雨に注意してください。
この先、安定した夏空となる日もありますが、局地的にザっと雨が降ることもあるでしょう。気温が上がる午後を中心に、雨雲や雷雲が発達することがありそうです。晴れ間が出ていても、天気が急変する可能性があります。急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要です。
また、山や川のレジャーは、「空が急に暗くなる」、「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」、「冷たい風が吹いている」など、積乱雲が近づく兆しに注意するようにしてください。
●お盆休みにかけて猛烈な暑さ続く 名古屋など体温超え
明日7日は二十四節気の一つ「立秋」で、暦の上では秋の始まりです。また、この日以降の暑さを「残暑」と言います。今年は、例年以上の厳しい残暑となりそうです。
お盆休みにかけて、名古屋や岐阜、多治見などでは、体温超えの猛烈な暑さが続く見込みです。ただ、観測史上1位の月平均気温を7月に観測した静岡では、これまでよりも気温の上がり方は鈍くなるでしょう。それでも猛暑日近くまで上がり、厳しい暑さは続く見込みです。
なお、昨日5日、気象庁から「高温に関する早期天候情報」が新たに発表されました。この情報は、10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに発表されます。今年のお盆休みは、熱中症対策を十分にして、体調管理に気をつけながら楽しむようにしましょう。
●2週間天気後半:14日(水)~19日(月)
お盆休み期間中、その先も猛烈な暑さは収まりそうもありません。愛知県や岐阜県を中心に、猛暑日や熱帯夜が続くでしょう。
ただ、少し天気に変化が出てきて、15日(木)頃から湿った空気の影響を受けやすく、雨の降りやすい天気になる可能性が出てきました。お盆休み終盤は、最新の天気予報を確認するようにしてください。