向こう1か月の北海道は、気温変化が大きく、今週は週末にかけて4月並みの寒さになる所もあるでしょう。日照時間は平年並みですが、降水量は平年並みか多くなる見込みです。
●1週目(5月25日~31日) 4月並みの寒さの所も
今日(23日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。
1週目の北海道付近は、天気は数日の周期で変わりますが、日本海側やオホーツク海側では、低気圧や前線の影響を受けやすいため、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。日差しが少ない影響もあり、気温は平年並みか低く経過する見込みです。特に明後日(25日)にかけては4月並みの寒さになり、道北やオホーツク海側の山沿いでは雪の降る所もある見込みです。一方、太平洋側の気温は平年並みか高く経過するでしょう。
●2週目(6月1日~7日) 穏やかな初夏の陽気に
この期間の道内は、天気は数日の周期で変わりますが、日本海側は高気圧に覆われやすいため、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。気温は各地とも平年並みとなり、日本海側やオホーツク海側の低温傾向も解消する見込みです。6月のスタートは割合穏やかな天気で、初夏らしい陽気となる日が多くなりそうです。
●3~4週目(6月8日~21日) 再び真夏の暑さも
この期間の道内は、天気は数日の周期で変わるでしょう。度々、北海道付近には低気圧が接近し、南から暖気が流れ込みやすくなる見込みです。天気が崩れる前は大幅に気温が上がり、真夏並みの暑さとなる所もありそうです。低気圧の通過後は、冷たい空気が流れ込み、気温が一気に下がるでしょう。この期間の道内は、平年並みか高めの気温の予想ですが、日々の気温変化が大きくなることもあるため注意して下さい。