今日12日(日)から明日13日(月)にかけては、大雨や強風により道路に影響を及ぼすでしょう。特に関東甲信や中国地方や四国では大きな影響がありそうです。車でのお出かけには十分に注意してください。
●明日13日にかけて大雨
今日12日(日)から明日13日(月)にかけて前線が日本付近を通過するでしょう。前線に向かって湿った空気が流れ込むため、大雨となる所もある見通しです。また、風が強まり、大雨や強風により道路への影響も大きくなるでしょう。ルートの変更や予定を変更するなどの対策をご検討ください。
上の2つの図は「道路の気象影響予測」です。今日12日(日)は、北海道や北陸、東海は主に強風によって道路に影響があるでしょう。近畿~九州南部にかけては大雨と強風による影響で、夜になると中国地方で特に影響が大きくなる見込みです。明日13日(月)は全国的に雨や風の影響を受けるでしょう。中国地方や四国は午前中にかけて、関東甲信は午後に大きな影響を受けそうです。また、アンダーパスなど危険な場所もありますので十分にご注意ください。
●大雨の中 車を運転して避難する場合 注意点は
大雨の中、避難所へ車を運転して移動する場合でも、油断はできません。注意点は2つあります。
1つめは、雨の降り方が強い時には、いつも以上に慎重な運転をすることです。1時間に20ミリ以上の雨が降ると、ワイパーを速くしても見づらくなります。さらに、1時間に30ミリ以上の雨が降る場合は、高速で走っている時にブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こる恐れがありますので、注意が必要です。
2つめは、避難場所へ向かう道を選ぶことです。降り続いた雨によって川が増水していたり、車道が冠水していたりすることもあります。川からなるべく離れた道を選んでください。車が水に浸かると、ドアが開かなくなって車内に閉じ込められたり、車のエンジンが停止したりする恐れがあります。さらに、水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。大雨で冠水した道路は、川との境目が分かりにくいので、無理をしないで、車で避難するのをやめるのも、選択肢の一つです。