ヤクルトが、国内FA権を行使したソフトバンク石川柊太投手(32)の獲得調査に乗り出すことが8日、わかった。
チームは2年連続のBクラスに低迷。防御率はリーグワーストの3・64、先発陣に限れば4・02。ローテは吉村の9勝が最多で、次が高橋の8勝で後が続かなかった。21年ドラフト1位山下は2年連続で1軍登板なし、23年ドラフト1位西舘も右肘のトミー・ジョン手術を受け、1軍デビューを飾れなかった。即戦力投手の獲得は急務だった。20年に最多勝、最高勝率のタイトルを獲得した石川は補強ポイントに合致する。23年にはプロ野球88人目(通算99度目)のノーヒットノーランを達成。11年目の今季は先発、中継ぎの両面で活躍し、7勝2敗、防御率2・56。今季推定年俸は1億2000万円で人的、金銭ともに補償不要のCランク。交渉解禁となる15日に向けて、条件面などを精査していく。