ヒノキ花粉も終盤ですが、東海地方では今週も飛散量が「多い」日が続き、「非常に多い」日もあるでしょう。まだ十分な対策が必要です。飛散量がかなり減っている地域もあり、4月下旬にかけて本格的な飛散の終了を迎える所が多いでしょう。
●2024年 スギ・ヒノキ花粉飛散状況
ヒノキ花粉もピークを過ぎつつあり、ヒノキ花粉の飛散量がかなり減ってきている地域もあります。ただ、1平方センチメートルあたり花粉50個以上とされる「非常に多い」飛散が続いている地域もあり、この土日も「非常に多い」飛散が多くの所で観測されました。
●週間花粉飛散情報 飛散終了は?
今週も、花粉の飛散量は「多い」日が続き、「非常に多い」日もあるでしょう。花粉症の方は、マスクやメガネなどで万全な対策をして過ごした方がよさそうです。
4月下旬にかけて、本格的な飛散の終了を迎える所が次第に増える見込みです。ただ、本格的な飛散が終了しても5月上旬頃までは、各地で花粉がわずかに飛ぶ日があるでしょう。敏感な方は、引き続き対策を行ってください。
●花粉が多く飛ぶ時間帯は?
花粉が多くなる時間帯は、その日の気象条件によって変わりますが、都市部の場合、一般的には「昼前後」と「日没後」に多くなるといわれています。
これは早朝、日の出とともに雄花が開き、放出された花粉が風に乗って都市部にやってくるタイミングが「正午ごろ」であること、そして日中、上空高くまで舞い上がった花粉は日没のタイミングで地表付近まで降りてくるためと考えられています。
今週は、花粉が飛びやすい好条件の日が多いため、ピークの時間帯の外出や外での活動は、十分な注意が必要です。
