今朝(25日)も各地で冷え込みが強まりました。北海道美唄(びばい)市は、午前8時までの最低気温がマイナス24.6℃と、今シーズンの最低気温を更新しました。
●各地冷え込む 鳥取で「初霜」
今朝(25日)も内陸部を中心に冷え込んでいます。午前8時までで、全国のアメダスの約6割にあたる553地点で、最低気温0℃未満の冬日になりました。昨日24日よりも地点数は少ないものの、今シーズン一番の冷え込みになった所があります。
午前8時までの最低気温は、全国で一番低くなったのは北海道美唄(びばい)市で、マイナス24.6℃を観測。今シーズンの国内最低気温を更新しました。また北海道富良野市はマイナス24.4℃と、21日に観測した今シーズンの最低気温と並びました。
北海道陸別町はマイナス22.1℃と、8日連続でマイナス20℃以下を観測しました。12月に8日以上連続で最低気温がマイナス20℃以下になったのは、2002年以来。寒気の影響が長引いています。
西日本から冬の便りです。鳥取では「初霜」が観測されました。平年より16日遅く、昨年より22日遅い初霜で、12月下旬の初霜は3シ―ズンぶりです。なお、鳥取の最も遅い初霜は、1991年1月20日です。
●年末年始にかけて 寒さ和らぐ
明日26日以降も、北海道は最低気温・最高気温ともに平年並みの日が多いでしょう。27日頃は風が強まって、気温以上に寒く感じられそうです。
東北から九州にかけては、寒さが和らぐでしょう。特に29日以降は、気温が平年より大幅に高い日もあり、暖かな年末年始となりそうです。東京都心や福岡は最高気温が15℃を超える日もあり、昼間は冬のコートなしで過ごせるくらいでしょう。沖縄も平年より気温が高い日が多くなりそうです。
寒暖差が大きくなるため、体調管理にご注意ください。