20日月曜は、奈良でカエデの紅葉とイチョウの黄葉、鹿児島では平年より5日早くイチョウの黄葉が観測されました。西日本では、朝晩は冷えて、市街地でも紅葉の色づきが進んでいますが、今週は最高気温が20℃を超える所もありそうです。ただ、朝晩と日中の寒暖差が大きくなりますので、ご注意ください。
●西日本の市街地でも 紅葉の色づきが進む
11月も後半に入り、西日本でも紅葉前線が進んでいます。
20日月曜は、奈良でカエデの紅葉が観測されました。平年より1日早く、昨年より6日遅い観測です。また、同じ奈良ではイチョウの黄葉も観測されています。こちらは平年より2日遅く、昨年より9日遅い観測となりました。
また、鹿児島からはイチョウ黄葉の便りが届きました。平年より5日早く、昨年に比べても4日早い観測です。
紅葉は、朝晩、気温がグッと下がることで色づきが進みますが、西日本の市街地でも街が秋色に染まってきて、朝晩は冷える日が多くなっていることを表しています。
●木曜日頃まで 予想最高気温20℃超の所も
紅葉の色づきが進むと、秋の深まりを感じますが、今週は季節が逆戻りしそうです。
週間予報を見ますと、西日本では週の中頃にかけて、最高気温20℃以上の所が増えるでしょう。22日水曜・23日木曜(勤労感謝の日)は、福岡では22℃、鹿児島では23℃まで気温が上がる予想です。大阪は、日に日に気温が上がり、23日木曜(勤労感謝の日)は21℃と、10月下旬並みになりそうです。
昼間は、11月下旬とは思えない陽気で、快適に過ごせる所が多いでしょう。ただ、最低気温はひと桁の所もありそうです。朝晩と日中の寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないよう、ご注意ください。