東海地方は、三連休にかけて、数日の周期で天気が変わるでしょう。日中は多くの地域で半袖が活躍しますが、朝晩は少しひんやりする日もありそうです。気温に合った服装を選び、体調を崩さないよう気をつけましょう。
●今夜からあす4日明け方頃まで広く雨
きょう3日午後の東海地方は、午前中に比べて雲が広がってきました。天気は下り坂に向かっていて、今夜は広く雨が降る見込みです。
この後は、湿った空気が入りやすくなるため、段々と雲が厚みを増すでしょう。また、湿った空気が収束して雨雲が発達しやすい場となりそうです。
今夜はじめ頃から三重県南部や沿岸の地域で雨が降りだし、あす4日の明け方頃までは広く雨となるでしょう。名古屋市内では、あす4日の朝までにはやむ見込みですが、静岡県では、あす4日の昼頃まで雨の残る所がありそうです。
雨が降っている時間は短いですが、湿った空気の流れ込みが一時強まるなどして、雨脚が強まることがある見込みです。三重県南部や沿岸の地域で、雨量が多くなる所があるため、気象情報に注意してください。
雨がやんだ後は、ゆっくり天気が回復するため、雲が多くスッキリしないでしょう。
●2週間天気前半:4日(水)~10日(火)
5日(木)~6日(金)は、岐阜県の飛騨北部では、前線通過に伴う雲や日本海側からの雲が流れ込むため、雲が広がる時間がありそうです。その他の地域では、秋晴れが続く見込みです。7日(土)からの三連休は、初日は広く晴れますが、8日(日)~9日(月)は、前線上の低気圧が南海上を通過するため、曇りや雨となるでしょう。10日(火)は、日差しが戻る所もある見込みです。ただ、前線が南海上に延びるため雲が広がりやすく、三重県などで雨の降る所もあるでしょう。
●2週間天気後半:11日(水)~16日(月)
11日(水)以降は、秋晴れの日が多いでしょう。13日(金)は、気圧の谷が本州付近を通過する影響で、曇りや雨の所が多くなりそうです。14日(土)以降は大きな天気の崩れはなく、晴れる所が多いでしょう。
●【名古屋】この先の予想気温推移
今朝は、愛知県や岐阜県、三重県では、きのう2日の朝よりも気温が下がり、今季一番の涼しい朝となった所がほとんどでした。今朝の最低気温は、名古屋市(千種区)では16.1℃を観測し、10月中旬並みとなりました。また、高山市では7.8℃まで下がり、平年より4℃も低く10月下旬並みとなりました。
この先の名古屋の気温を見ますと、最高気温は25℃前後の日が多く、日中はまだまだ半袖が活躍しそうです。最低気温は15℃前後の日が多く、今朝のように少しひんやりする日が多いでしょう。朝お出掛けの際は、カーディガンなど羽織るものがあると安心です。高山など山間部では朝晩冷える日が次第に増えていくため、暖かい服装を心がけてください。