あす3日は九州の太平洋側から関東の沿岸を中心に東風が強めに吹く所があるでしょう。海では、南西諸島も含めて、波が高くなり、5日頃にかけてうねりを伴った高波に警戒が必要です。
●あす3日 九州の太平洋側~関東の沿岸を中心に強風 海は高波に
あす3日は、日本海に中心を持つ高気圧、日本の南を進む低気圧の間にあたる本州の南で、等圧線の間隔が狭くなるでしょう。このため、九州の太平洋側から関東の沿岸を中心に、東風が強めに吹く所がある見込みです。強風に注意が必要です。
海では、うねりを伴って、波が高くなり、しけや大しけになる所もあるでしょう。海上や海岸付近では、うねりを伴った高波に警戒してください。
●4日~5日頃 本州の南で波が発達しやすく 警報級の高波になる可能性も
4日は、日本海に中心を持つ高気圧は、次第に本州付近への張り出しを強めるでしょう。本州の南で等圧線の間隔が狭い状態は、5日頃まで続く見込みです。
九州の太平洋側から関東の沿岸の強風は収まりますが、海では風の強い状態が続くでしょう。
本州の南では、強風が吹く距離が長く、強風が吹く時間も長いため、波は発達しやすく、しける所がある見込みです。小笠原諸島と沖縄地方、九州南部・奄美では、大しけになる所もあるでしょう。大東島地方や小笠原諸島では、3日から4日は、警報級の高波になる可能性もあります。
●予想される波の高さ
予想される波の高さは、
2日 大東島地方 3メートル
3日 大東島地方と小笠原諸島 6メートル うねりを伴う
4日 大東島地方 6から8メートル うねりを伴う、小笠原諸島 6メートル うねりを伴う
です。
●海には近づかないで
波浪警報や波浪注意報が発表されている時は、海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがあり、とても危険です。うねりを伴っている場合は、急に高波が打ち寄せることがあります。むやみに海に近づかないでください。