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東京で桜満開も 関東はあす以降しばらく雨が続く 寒暖差も大 お花見日和はいつ?


きょう22日(水)、東京で桜が満開になりました。あす23日(木)以降、前線の影響でしばらく雨が降るため、お花見日和は少なくなりそうです。ただ、雨がやんだり、弱まったりする日もありますので、お出かけの際は天気をチェックすると良いでしょう。

●東京で桜が満開

きょう22日(水)、東京で桜(ソメイヨシノ)が満開になりました。平年より9日早く、昨年より5日早い満開です。東京では統計開始以来、2013年、2020年、2021年と並び、2番目に早い記録です。気象庁がソメイヨシノの開花・満開を観測している標本木の中では、ことし全国でトップの満開となりました。今夜の東京は雲が増えますが、天気の崩れはないため、夜桜見物にも良さそうです。

また、きょう22日(水)は、銚子でも平年より8日早く桜(ソメイヨシノ)が開花しました。関東では、これで全ての気象台で桜の開花が観測され、早いペースで桜が咲き進んでいます。

桜は、一般的に咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、強い雨や風で散ることは、ほとんどありません。よほど強い雨が降ったり、強い風が吹いたりしなければ、桜は開花から3週間くらいは楽しめることが多くなります。さらに、その期間に気温が低いと花は長持ちして、場合によっては1か月くらい楽しめることもあります。

●梅雨のような天気 お花見日和はいつ?

桜の季節を迎えていますが、天気はこの先、梅雨のように長雨となるでしょう。お花見日和は少なくなりそうです。

23日(木)は前線上の低気圧が西日本から東日本の日本海沿岸付近を進むでしょう。関東は天気が下り坂で、昼頃から雨が降りだしそうです。午後は雨脚の強まる所もあるでしょう。

24日(金)は雲は多いですが、日中は雨は小康状態となりそうです。お花見のチャンスです。夜は広く雨雲がかかるため、お帰りが遅くなる方は雨具をお持ちください。

25日(土)から26日(日)は前線上の低気圧が本州の南岸沿いを進むでしょう。広く雨が降り、傘の手放せない天気になりそうです。本降りの雨で、お花見にはあいにくの天気です。お出かけの際は大きめの傘があると良いでしょう。

27日(月)は朝まで雨が降りますが、日中は次第に雨はやむでしょう。28日(火)以降は、前線が南下し、関東はおおむね晴れる見込みです。桜はまだ見ごろが続く所が多く、ようやく青空のもとお花見を楽しめそうです。

●寒暖差大 花冷えも

24日(金)までは最高気温は平年より高く、所々で25℃以上の夏日になるでしょう。25日(土)以降は一転して、平年並みか低くなりそうです。土日は日中の気温が15℃に届かない所もあり、薄着ではヒンヤリと感じられるでしょう。日々の気温の変化が大きくなります。服装で上手に調節してください。

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