あす7日は立冬で、暦の上では冬になります。立冬を過ぎても昼間は薄着で過ごせる日があるでしょう。次に寒気が流れ込むのは11月中頃で、急に初冬らしい寒さになる可能性があります。
●あす7日は立冬 暦とは裏腹に寒さ緩む 週末は朝の冷え込みも弱まる
あす7日は、二十四節気の立冬で、暦の上では冬になります。暦とは裏腹に、寒さは緩むでしょう。
向こう一週間は、最高気温は九州から関東では20℃を超えることがあり、昼間は薄着で過ごせる日があるでしょう。朝はこの時期らしく冷え込むこともありますが、週末には朝の冷え込みも弱まりそうです。
天気は、本州付近は高気圧に覆われる日が多く、日差しが届く日が続く所が多いでしょう。
ただ、北日本付近では天気が崩れるタイミングが2回あります。
8日と10日は、北日本付近を気圧の谷が通過し、北海道から北陸付近は雨が降るでしょう。10日は北海道付近では低気圧の影響で、荒れた天気になる恐れがあります。標高の高い所を中心に雪になるでしょう。
●13日～14日 広く雨 荒天の可能性も
13日は、高気圧の中心は、日本の東へと移り、天気は下り坂に向かうでしょう。
14日にかけて、日本付近を気圧の谷が通過し、広く雨が降る見込みです。低気圧の発達により、荒れた天気になる可能性もあります。今後、最新の気象情報をご確認ください。
●11月中頃から急に初冬らしい寒さ 晴天も続かず
14日の雨のあと、日本付近に寒気が流れ込みやすくなるでしょう。
予報には、まだ幅がありますが、11月中頃から流れ込む寒気は、これまでの一時的な寒気ではなく、北日本や東日本を中心に、11月の終わりにかけて、流れ込みやすい状態が続く可能性があります。晴天も続かなくなるでしょう。
昼間は薄着で過ごせていた地域でも、この時期らしい寒さになることもありそうです。
11月中頃、急に初冬らしい寒さになる可能性がありますので、暖房器具の点検など、冬支度をしておくとよいでしょう。
