きょう19日(水)は、朝は各地で冷え込みが強まり、日中の最高気温は10月下旬から11月中旬並みの所が多くなりました。朝と日中の気温差が10℃以上だった所もありました。あす20日(木)は、更に冷える所が多く、一日の気温差が激しくなりそうです。
●今季一番の冷え込み 日中は10月下旬～11月中旬並み
きょう19日(水)は、日本の上空には、平年に比べて5℃～7℃低い寒気が流れ込み、朝にかけて放射冷却で、各地冷え込みが強まりました。
名古屋市で11.4℃、大阪市で12.2℃、福岡市で12.5℃まで下がったほか、関東は北部を中心に気温が下がり、前橋市で10.7℃、奥日光で3.5℃など広い範囲で今季一番の冷え込みになりました。
また、岐阜県高山市荘川ではマイナス0.7℃、岩手県盛岡市薮川でマイナス3.5℃まで下がるなど氷点下まで下がった所もあり、盛岡市では本州で今季初めて「初霜」を観測するなど、一気に冬に近づきました。
日中の最高気温は、全国的に10月下旬から11月中旬並みでした。
朝の気温が低かったため、日中も多くの所で気温は平年を下回りましたが、朝に比べると10℃以上も気温の上がった所がありました。
高知市では最低気温が11.7℃、最高気温は23.9℃。仙台市でも朝は7.9℃まで下がったものの、日中は18.7℃まで上がり11℃くらい高くなっています。
関東南部では日中も雲がとれず日差しは少なかったため、肌寒く感じられました。
東京都心は最低気温は11.4℃、最高気温は18.8℃でともに11月上旬並みでした。
●あす20日(木) 軒並み寒暖差10℃以上
あす20日(木)は、朝晩の冷え込みがさらに強まる所が多いでしょう。最低気温は札幌6℃、東京11℃、名古屋10℃の予想です。
日中は九州から東海は23℃くらい、関東や東北南部は20℃くらい、北海道は15℃以上で、全国的にきょう19日(水)よりやや高くなりそうです。
その分、朝晩と日中の気温差は大きく、軒並み10℃以上になるでしょう。
一日の気温の変化がかなり大きくなりますので、寒暖差にご注意ください。
