18日は、甲府や和歌山、大分で、桜が開花しました。今年の桜の開花は、記録的な早さの所が多く、甲府と和歌山は、統計開始以来、2番目タイの早い開花となりました。
●桜開花の便り 続々と
18日木曜の最高気温は、全国的に平年並みか高く、関東甲信から九州では、20℃前後まで上がった所が多くなりました。最高気温は、甲府で20.3℃と4月中旬並み、和歌山で17.4℃と4月上旬並み、大分で16.1℃と3月下旬並みでした。
この暖かさで、甲府と和歌山、大分から、桜開花の便りが届きました。甲府と和歌山では、統計開始以来、2番目に早いタイ記録です。なお、最も早い開花は、甲府では2002年3月17日、和歌山は2002年3月16日です。大分は平年より6日早く、昨年より7日早い開花となりました。
●最新の「桜開花予想」は?
日本気象協会が18日に発表した「2021年桜開花予想(第6回)」によりますと、桜前線は記録的な早さで北上しており、週末にかけても、開花ラッシュが続くでしょう。週明けには、福岡や広島、東京などで満開を迎えそうです。
今年も、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、お花見の宴会はできませんが、距離を取って歩きながら桜の花を眺めるなど、季節を感じてみては、いかがでしょうか。